認知症患者安楽死裁判: 事前意思表示書か「いま」の意思か

著者 :
制作 : ベイツ 裕子 
  • 丸善出版
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621305805

作品紹介・あらすじ

NHK のスイスでの自殺幇助ドキュメンタリー番組放映後、「死ぬ権利」、「安楽死」を認めろという声が大きくなった。しかし、「死ぬ権利」があるからといって、安楽死が可能になるわけではない。年に安楽死法が成立、毎年人程が安楽死しているオランダでは、安楽死で訴追されるケースはなかったが、年の認知症患者の場合ではついに訴追されるケースとなった。本書では、この認知症患者の安楽死裁判を丁寧に追うことで、オランダ安楽死の考え方、患者の「死ぬ権利」は安楽死の必要条件ではあるが、十分条件ではないということを提示するとともに、安楽死に手を貸した医師が訴追されないために必要な条件を明らかにする。また、認知症患者の事前意思表示書の有効性から、治療中止を求めたフランスの「ランベール事件」の裁判や、「福生病院透析拒否事件」と比較しながら、安楽死の在り方の根本考えるための話題を提供する。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

富山大学名誉教授。1948年千葉市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。研究テーマは実存倫理学、応用倫理学。著書『終末期医療を考えるために 検証:オランダの安楽死から』(丸善)、監修:『安楽死法:ベネルクス3国の比較と資料』(東信堂)、共編著:『生殖医療』『看護学生のための医療倫理』『医学生のための生命倫理』『理系のための科学技術者倫理』(以上、丸善出版)、『新版増補・生命倫理事典』(太陽出版)、『生殖医療と生命倫理』(太陽出版)、共訳書:クヴァンテ『ドイツ医療倫理学の最前線』(リベルタス出版)、『ハンス・ヨナス「回想記」』(東信堂) 、ヤスパース『真理について4』(理想社)他。



「2017年 『人受精胚と人間の尊厳―診断と研究利用―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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