家族社会学事典

  • 丸善出版 (2023年12月28日発売)
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本 ・本 (754ページ) / ISBN・EAN: 9784621308349

作品紹介・あらすじ

家族社会学のこれまでの歴史と蓄積された研究成果、現在取り組んでいる研究課題とその成果、さらにはこれからの将来的な研究課題についてまとめた中項目事典。1章では家族社会学がどのような学問であるのかを歴史をふまえて解説するとともに、家族を研究対象としている他の学問領域の家族研究も取り上げる。2章では家族社会学の理論と方法を解説するとともに、家族の多様化に対応して理論と方法も多様化している動向を示す。3章では家族の歴史的、社会・文化的多様性を社会史・歴史社会学や人類学、国際比較の観点から解説する。4章ではライフイベントごとに項目を立てることで家族の多様性とそれらのライフイベントとの関連が理解できる構成とした。一方、5章では家族と社会の関連を扱う。研究領域が、古くからあるものから新たに登場したものまで多様化していることを示す。6章では家族社会学が現在、挑戦的に取り組んでいる新しい家族研究を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1577785

    執筆者コメント:村上あかね
    家族とは何でしょうか。簡単なようで難しいこの問いに研究者たちは長年取り組んできました。家族社会学の歴史、概念、課題について1トピック見開き2ページでコンパクトにまとめた中項目辞典。日本家族社会学会設立30周年記念事業として企画されましたが、人類学、法学、経済学、心理学、社会福祉学、法学、ジェンダー研究など関連領域との接点も踏まえられています。卒業論文や修士論文の執筆にも役立つことが期待できます。本学教員(村上あかね・社会学部准教授〈刊行当時〉)は4章「ライフコースと家族」-「10.中期・後期親子関係」のなかで「親子間の財産」を執筆し、二世帯住宅や相続など親子の経済的関係について解説しています。

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