太平洋の橋としての新渡戸稲造

著者 :
  • みすず書房
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622003441

作品紹介・あらすじ

若き日の新渡戸稲造はそう志した。この志は,はたして真に遂げられたのであろうか。本書は,カナダのマッギル大学準教授である著者が,日米双方の文献と諸説を徹底調査することによって,いわば太平洋の向う岸から明らかにしたドクター・ニトベの家像である。新渡戸は,英文『武士道』(1899)の著者,国際連盟事務次長として,戦前,最も国際的に知られた日本人であった。本書の第1部では,『武士道-日本の魂』の内容の分析と,その海外での評価を通して,彼が日本文化の仲介者として,いかなる役割を果したかを再検討する。第2部では,満州事変後,彼が日本軍部の行為を弁護してアメリカでなした講演活動と著作が,どのような反響と失望をもたらしたか,それは,彼のを意味するのか,それとも,彼の国家観・アジア観のうちにその根をもっていたのか,を問う。いま,国際化時代を生きる我々に,新渡戸のとして仕事の意味を考察するこの書は,ひとつの自己認識への示唆を与えるであろう。

感想・レビュー・書評

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  • 表題とは裏腹に、徹底的な新渡戸批判の著。

    小著で二章だてになっているが、小見出しが無く、一つの論旨が長いので、一気に読まないと読みにくいかもしれない。

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