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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622004547
作品紹介・あらすじ
本書は、言語圏の諸問題をあつかった批評的エッセー22篇を収めている。《読み》を《コード化》としてとらえる「読書のエクリチュール」をはじめ、意味の戦いをめぐる「修辞の分析」と「文体とそのイメージ」、さらに、文学テクスト(フローベールやミシュレ)における写実・描写に関する卓抜な論考「現実効果」など、バルトの多様な、しかし一貫したテクストを集成。また、ブレヒト、ヤーコプソン、バンヴェニスト、ジュネット、クリステヴァなどについて書かれた書評・オマージュは、バルトの、暖かな人間的共感に満ちている。
感想・レビュー・書評
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言葉の羅列、言葉のつながりと断片。
対象の周りをくるりと廻ったり、水につけてみたり
太陽にかざしてみてみたりするような、みかた。
好きなものがいっぱいあって、それらがすごく好きで
だから書いちゃうんだろうみたいな、書きかた。
どうしてこの人が近くにいないんだろう、悔しい。
ここでは、言語はざわめいていて、自由で、そして美しく戯れている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バルトのテクスト批評集。美しい。
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