- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622004653
感想・レビュー・書評
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古書店にて200円(書き込み有り)。初ロラン・バルトに代表作というのは悪くない巡り合わせなのでは。序文で早くもフローベールやらマラルメやら出てきて否応なくテンションが上がる。ページにして100ページ弱、しかし〈文学〉に注がれるその透徹な眼差しと過不足なき記述は、構造主義の古典たる資格を有するに充分であり、著者をして〈調子も主題も違う〉が〈対象は同じ〉と言わしめた「記号学の原理」も、お堅い題名に反し、言語学の中から一般的射程を持つであろう概念を切り出すという、なかなか刺激的な内容となっている。
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読みやすい。こちらの方が頭に入る。
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ロランバルトが読みたくて買ったんですが、おそらくこの人の書いた創作テキストみたいなほうが読みたかったんだと思ったので、途中までしか読んでません。←ある意味不勉強な話。基本なんだろうな〜…これな〜……
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作家には、同時代的な「言語」と、作家の気質と密接に関わっている「文体」と、作家による自由な言語の取り組みである「エクリチュール」があるらしい。
レポートで読んで、山田詠美のエクリチュールについて書いてみた。 -
読み終わってすぐ言うのもなんだが要・再読。
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大学の入学祝いに兄から貰った本。当時は、ロラン・バルトなんぞ読んで知識人ぶるのが流行っていたのだ。