人間機械論 第2版: 人間の人間的な利用

  • みすず書房
3.70
  • (2)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622016090

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本来なら、芸術家や著作家や科学者は創造へのやみがたい衝動によって動かされるべきであり、たとえ自分の仕事が金にならない時でも、仕事をする機械をつかむために金を払うのをいとわないはずである。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

  • 14歳でハーバードに入った天才、ウィーナーのサイバネティクス理論の本。人間にあって機械にない機能は「フィードバック」だという。脳で状況を判断し(フィードバックし)、身体でその状況に適切な行動をする機能。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1894-1964。ポーランドに生れ、アメリカに渡ったユダヤ人の言語学者レオ・ウィーナーの長子として生れた。天才肌の父のもとで知能早熟児として出発した彼は、9歳でハイスクールに特別入学し14歳でハーヴァード大学に入学、18歳で数理論理学の論文で学位をとる。まもなくイギリスに渡りケンブリッジ大学でバートランド・ラッセルから数理哲学を学び、ついでゲッチンゲン大学にも学び、帰米して1919年マサチューセッツ工科大学講師、34年以後同大学の数学教授。30年頃から神経生理学者と共同研究に従事し、計算機械も生物における神経系も同じ構造をもつことを認め、その数学的理論としてのサイバネティックスを創始する。1948年『サイバネティックス』(邦訳、岩波書店、1958)を著わして生物学、工学、社会学等広汎な分野に関連し、著者の視野の広さと鋭さを示す。著書はほかに『サイバネティックスはいかにして生まれたか』(1956)『科学と神』(1965)『人間機械論』(第2版、1979)『神童から俗人へ』(1983)『発明』(1994、以上みすず書房)などがある。

「2020年 『発明 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ノーバート・ウィーナーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×