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- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622017110
感想・レビュー・書評
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近世から三月革命期までのドイツにおいて、法学や法律に関係する職業に就いている人々がいかにして社会と対決、あるいは民衆の声を代弁していたかという歴史を解明しようとする意欲的な研究書だった。ドイツにおける法学の法実務・法律に対する優位という現象の原因を、イギリスやフランスなどとは異なり法曹階級が育たなかったこと、あるいはドイツ特有の大学の地位の高さ及び権力との癒着に求める説明はまさに知識社会学的分析のお手本といったところか。
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