アメリカン・マインドの終焉 文化と教育の危機

  • みすず書房 (1988年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (446ページ) / ISBN・EAN: 9784622018612

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた本。
    読めなかったー。
    貸出期限過ぎそうだし、難しいし、難しいし。
    セックスのチャプターだけ読んで返した。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00029012

  • フランシス・フクシマ、ウォルフォウィッツの師匠筋、ネオコンの父の著書。価値相対主義を批判し、アメリカの若者文化、大衆文化を批判し、大学における古典教育の再興を唱えている。
    確かに、価値相対主義では善や真を語ることができないが、ニーチェの批判を乗り越えて善や真を語る方法を見当たらない中、古典教育の重要性は何で担保されるのか?
    一歩間違えれば、近頃の若い者はというおじさんの繰り言。だが、道徳や正義について語るならば、やはりギリシャ古典に帰る必要があるのだろう。そこに答はなくとも、答えを求める行為が重要だと著者は考えているに違いない。

  • 大学・学問・学生について

  • 1047夜

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    自由と平等、進取の気性を謳い、無限の進歩を夢見てきた国アメリカ。だがその精神は、いまや内面から崩れつつある。かつての自由と平等の理念は、なんでも認めてしまう相対主義に変わってしまった。そこには情熱や感動もなければ、憤慨もない。大学教育を中心に現代アメリカの“精神の空洞化”を根底から抉った問題の書。最新、そして決定的なアメリカ論である本書は、今後の日本を暗示する。


    From Publishers Weekly
    This work by a University of Chicago professor was a bestseller in cloth. According to PW, ”marred by the author's biases, this jeremiad laments the decay of the humanities, the decline of the family and students' spiritual rootlessness and unconnectedness to traditions.” Copyright 1988 Reed Business Information, Inc.
    --このテキストは、ペーパーバック版に関連付けられています。

    目次
    第1部 学生(真白なノート
    書物
    音楽
    きずな)
    第2部 アメリカン・スタイルのニヒリズム(ドイツとのコネクション
    二つの革命と二つの自然状態
    自己
    創造性
    文化
    価値
    左翼のニーチェ主義化、もしくはニーチェ主義の左翼化
    われわれの無知)
    第3部 大学(ソクラテスの『弁明』からハイデガーの『学長就任演説』まで
    60年代
    学生と大学)

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著者プロフィール

1930-1992。イェール、コーネル、トロント、パリなどの各大学で30年間政治哲学を教えたのち、シカゴ大学教授。著書に『シェイクスピアの政治学』、訳書には、プラトン『国家』、ルソー『エミール』などがある。ヨーロッパ思想の古典への沈潜と現代アメリカ社会の変化への憂慮の念から『アメリカン・マインドの終焉』を執筆、大ベストセラーとなる。

「2016年 『アメリカン・マインドの終焉 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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