イデーン 純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想 第2巻 構成についての現象学的諸研究 (II-I)

  • みすず書房 (2001年10月1日発売)
4.50
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784622019183

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フッサールは、自然に存在するものの現象を知覚し、それを構成することで存在論的な秩序を組み立てようとしている。その条件となる、身体や感覚、純粋自我というものがどのように形成されるかを論じる。


    自然の諸対象を、心を与えられた生きる身体である、有心的実在、有心的存在者(animalien)として規定している。p.38

    薬を用いた際の感覚の変化に関しても述べている。p.72

    ドゥルーズが『意味の論理学』で取り上げるように、心的な出来事を表現する記号体系と、思想を表現する言語の記号体系との間に類似が存在し、それに関する「表現の文法」の研究に対する可能性が示唆されている。p.197

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1859-1938。1859年4月8日、当時のオーストリア領に生れる。1876年ライプチヒ、ベルリン、ウィーンの各大学に学び、1883年学位を得る。1884年ウィーン大学のブレンターノの門下に入り、専攻していた数学から哲学への道を歩む。1906年ゲッチンゲン大学教授となり1916年まで在職。その後1928年までフライブルク大学教授。著書に、『算術の哲学、心理学的・論理学的研究』(1891)『論理学研究』(1900-01、みすず書房、1968-76)『厳密な学としての哲学』(1911、岩波書店、1969)『純粋現象学及現象学的哲学考案(イデーン)』(1913、1952、みすず書房、1979-2010)『内的時間意識の現象学』(1928、みすず書房、1967)『形式論理学と超越論的論理学』(1929、みすず書房、2015)『デカルト的省察』(1931、創文社、1954、岩波文庫、2001)『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(1936、中央公論社、1974、中公文庫、1995)『経験と判断』(1939、河出書房新社、1975)などがある。

「2017年 『形式論理学と超越論的論理学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エトムント・フッサールの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×