- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622019336
作品紹介・あらすじ
巻末: 参照文献
感想・レビュー・書評
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西洋哲学の大きな二つの伝統である経験論と主知主義を、同時に、かつ執拗に批判しつつ、「身体」に特別な意味を見いだす。デカルト、ベルクソンの論を参照項としながら、心理学を主な素材としている。
身体の肯定とは、なんと生の肯定であることだろう。
生の急所を捉えた言明箇所に、数多くの「付箋」を付けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20世紀フランスの哲学者、モーリス・メルロ=ポンティの主著。
「身体」と「知覚」を現象学的概念として洗練させていったということにある。
そうすることで、それ以前の「主体/客体」や「精神と物体」といった二元論を問題視した。世界と身体を切り離して考えるのではなく、身体の両義的な構造を描き出すことで本書はフランス現象学に大きな影響を与えた。
中央館3F:図書、請求記号135.5//Me66//1
OPAC:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN01297964 -
評価できない。難しくて挫折。
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メルロー・ポンティは、その著作からも熱血漢ぶりを感じさせてくれる正しいひとです。たまりません。
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123夜
レズニコフの詩で起きるプロセスをほとんどそのまま描写している。 -
今の私がいるのは、この本の影響によるところ大です。フッサールの『現象学』も凄かったのですが、この哲学書のお陰で、世界がまったく変わって見えるようになりました。