野生の思考

制作 : 大橋 保夫 
  • みすず書房
3.80
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本棚登録 : 751
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622019725

感想・レビュー・書評

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  • レヴィ=ストロースの、超有名な一冊。人類学に興味を持ち、何冊か関連の本を読む中で、やはりストロースを避けて通れないと感じ、読んでみました。

    めちゃくちゃ難しい。まず、「トーテミズム」とかいまいちはっきり理解できない言葉が多いのと、『~性』で説明される特徴の類似と差異が掴みきれず、かなり苦戦しました。
    それでもわからないところは飛ばしながら読んでいくと、示唆に富んだ記述が多々あり、なんとなく面白いですが、名前の付け方の章などはかなり混乱しました。
    文化人類学者とは、客観と主観の間で悩む存在なんだろうと思います。差異の中に類似を、類似の中に差異を認め、そこに法則を見出す、その考察はちょっと深すぎて理解できないとこも多々ありましたが、「こんな風に考えてるんだ~」程度で緩く読むのでいいのかもしれません。

    余談ですが、本の余白のバランスが悪く、縦横比としては読みにくい印象を強く受けました。その辺の改善のためにも、早く電子化してほしいですね。

  • 内容あまり覚えてないけど
    良かった記憶。

  • 文章の言い回しが難しい。何度も戻り読みしなが
    読み進めている

    100分de名著のおかげで 読み進められる。理解度2割程度かもしれないが、分類、全体、構造化、不変の本質 あたりをキーワードに 著者の主張には たどり着きたい

  • 野生の思考 レヴィ=ストロース
    「はじめての構造主義」で予習したものの、やはり歯が立たない。人類学の素養が根本的に欠如しているので、ぜんぜんイメージがわかないんだよな。なんか面白いこと言ってるっぽいのはわかるんだけど。訳者も「格別に難解」と言っているので、今回は諦めて「悲しき熱帯」とかを読んでみようか。

  • 少数民族社会のサンプルケースを比較しつつ「言葉にする」という人類の意思がどのような現れ方をしているのかに迫る一冊。

    特に興味深かったのが「危険なもの」「大切なもの」には固有名詞がつくが、それ以外の物は名前を持たないというケース。 

    思えば子どもの頃、クラッシックの音楽はバッハもモーツァルトも一緒なのに、ヘビーメタルについてはメタリカとメガデスは違う、パンテラとアンスラックスは違うんや!と息巻いてたっけ(遠い目:あまり本文とは関係ありません)

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784622019725

  • 人間には知識による構造的思考と
    体験による感覚的思考があるのだという
    つまり知識の視野の狭いディテール中心の考え方と
    心のおもむく直感を中心とする野性的な考え方の2つに分けて
    この世を観察しているのだろう

    しかしこの本の著者は初めに答えありきの構造的頭の持ち主であり
    この本も詰まる所
    その枠に隠れながらの観察でしかないように思えた

  • 読了

  • 十分理解できたとは言えないけど、凄いということは伝わってくるような本です。

    レヴィ=ストロースを読むのはこれが2作目ですが(最初に読んだのは「悲しき熱帯」)、本当の意味で頭がいい人なのだな、とただただ畏怖することしか出来ないような感覚を味わいました。

    未開で遅れていると考えられてきた民族について詳細に調査考察することによって、西洋人の彼らに対する考え方に大きな転換をもたらしたとされている本書ですが、ただ記憶力が良い、または頭の回転が速いだけの人ではこの仕事はなされなかったのではないかと思います。

    ある社会における正論に疑問を投じるのはーーそのことによって自分たちの優位性が脅かされるのなら尚更ーー困難なことだというのは想像に難くないでしょう。

    それを平然とやってのけられるのは、真に賢い人間だけだと思いますし、そこにしびれますし、憧れます。

  • これは久しぶりに素晴らしい中沢新一な予感。妻を帽子と間違えた男からのロシアの脳学者ルリアつながりでシンクロニシティな感じ。

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著者プロフィール

1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935-38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員。2009年10月30日、100歳で逝去

「2017年 『音と意味についての六章 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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