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- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622031925
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
ニコラウス・クザヌスに始まり、デカルト、スピノザ、啓蒙の時代をへて、ヘーゲル、アインシュタインまで、ヨーロッパ近代全体の思想や諸科学の場や意味を辿ろうとする『認識問題』全4巻は、その大胆かつ詳細きわまる試みによって、20世紀思想史上に屹立している。
それは、ドイツの碩学カッシーラーの、まさしくライフワークであった。
原書第2巻の前半部をなす本書は、フランシス・ベーコンについての考察から始まる。
全体の構成は「経験主義の起源」「合理主義の発展と完成」「経験主義の体系における認識問題」の三部から成り、ベーコンを筆頭に、ガッサンディ/ホッブズ/スピノザ/ライプニッツ/チルンハウス/チャーベリーのハーバート/ディグビー/カドワース/ロック/バークリー/コリアー/ヒュームの各思想家が扱われる。
そして、ニュートンからカントにいたる後半部に引き継がれるのである。
[ 目次 ]
第4部 経験主義の起源(ベーコン;ガッサンディ;ホッブズ ほか)
第5部 合理主義の発展と完成(スピノザ;ライプニッツ;チルンハウス ほか)
第6部 経験主義の体系における認識問題(ロック;バークリー;ヒューム)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
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