量子力学と経路積分

  • みすず書房
3.60
  • (4)
  • (1)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622041009

作品紹介・あらすじ

経路積分の生みの親であるファインマンの量子力学講義。物理的洞察と数学的解析の鮮やかな結合。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 統計物理で経路積分がでてきて一度系統的に学んだ方がよいと思って読み始めました。シュレディンガー方程式が導出される過程には感動しました。また散乱・摂動の問題も経路積分だと直感的で分かりやすいです。

  • 経路積分のお話。普通のカリキュラムだと経路積分なんて場の理論とかに入らないと使わないと思いますが、この本は量子力学や統計力学の範囲で経路積分の応用が説明されてるので興味がある人は是非。
    また、別に「経路積分ゼミナール」という本が出ており、この本の計算などがフォローされています。わかりにくい部分の解説と演習問題の解答が掲載されているので、興味があったらそちらもどうぞ。

  • 楽しい本です。僕は結構好きです。

  • 経路積分の生みの親ファインマンによる経路積分の教科書。未だに正準量子化しか知らないので、ここらで経路積分を学ぼうかなという意図で購入。これを読めば、解析力学の作用という概念もより深く分かるはず・・・といいつつ未読破。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1918-1988。ニューヨーク市に生まれる。1939年マサチューセッツ工科大学卒業。プリンストン大学大学院に学び、1942年博士号を取得。その後、原爆開発のマンハッタン計画に参加。1945‐50年コーネル大学助教授。1950年以後はカリフォルニア工科大学教授。1965年、量子電気力学の構成の業績で、シュヴィンガー、朝永振一郎と共にノーベル物理学賞を受賞。学部学生向けの教科書「ファインマン物理学」シリーズ(岩波書店)や、『ファインマン 統計力学』(シュプリンガー・ジャパン)をはじめとする独創的で魅力溢れる物理学書は世界中で読まれている。『物理法則はいかにして発見されたか』(ダイヤモンド社、のち岩波現代文庫)、『光と物質のふしぎな理論──私の量子電磁力学』『ご冗談でしょう、ファインマンさん──ノーベル賞物理学者の自伝』(いずれも岩波書店)などの著作も多くの読者に親しまれている。

「2017年 『量子力学と経路積分[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

R.P.ファインマンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×