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- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622046257
作品紹介・あらすじ
たった一人で異国の首都ヴィレットに渡ったルーシーの辿る数寄な運命とは…ゴシックの魅惑溢れる『最後の長篇』。
感想・レビュー・書評
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読み終わってしまった。寂しい。詳細まで目に浮かぶような情景描写、最後のページまで目が離せない予想外の展開、独特の心理描写、ミステリー、魅力的な登場人物、運命的な出会いや巡り合わせ、本当に盛りだくさんで楽しかった。
孤独な主人公ルーシーがひとり故国を離れヴィレットの地で女子寄宿学校の教師として生きる。いろんな人と関わり、悩み苦しみながら勇敢に自分の人生を生きる姿は痛ましくも孤高で、深い感動を覚えた。
女学生ジネヴラの、ルーシーに馴れ馴れしく体重をかけて寄りかかってくる鬱陶しい感じ等、女子校出身の私には覚えがあって笑ってしまう。蓮っ葉で軽薄な風に描かれて、ルーシーに敬遠されているけれど彼女は実際にいそうな人で好もしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号・938.1/Br/5
資料ID・309800701
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