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Amazon.co.jp ・本 (462ページ) / ISBN・EAN: 9784622047056
感想・レビュー・書評
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函入りで布クロスの立派な装丁の随筆集である。表記は歴史的仮名遣いを用いた現代文。読みにくいことはないが、時折見知らぬ漢字が出てきて、何度か辞書を引いた。
自分の身辺雑記を淡々と語った、しかしなんとも言えない味わいのある文章である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小沼丹の随筆は好きである。読むというよりは触れるという感覚で心がなごむ。旧仮名遣いが心地よい。記憶をたどることで人生の姿を写し取り、筆者の心の持ちようや人柄をしのばせる。
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なんだか、この人のブログを読んでいる感覚。旅行記有り、髭についての雑記有り。何というか、他の人の話は良いから貴方の話をしてくれと言いたい。何を感じたか、どう思ったか、と。
そういう人/本でもないのだろうか?他の小沼丹を読んでみないとわからないかも知れない。 -
過去にすれ違ってきたひとたちを思い出す、おじいさんの眼線を体験できます。
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