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本 ・本 (44ページ) / ISBN・EAN: 9784622047223
感想・レビュー・書評
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「〇〇の反対はな~んだ!」という遊びを昔よくしたなと懐かしくなった。大人になったら四角四面な解釈しかできなくなったけど、まえがきの「ただしいこたえが ひとつとは かぎらない」の言葉に深く納得。そんなユニークな発想に満ちたこの絵本は、著者自身によるナンセンスなイラストもまた必見。見ているだけで笑いたくなる。
ただ、原文の方がニュアンスが伝わりやすいのかな…という部分はいくつか見受けられました。その辺が子供にはわかりにくかった模様。原文も添えられていれば、とりあえず大人には何となくでも理解しやすかったかも。言葉遊びの面白さを翻訳で伝えるのは、難しい部分もあるなと感じました。それでも長田さんの訳はテンポもよく、読んでいて心地よいです。
39の項目の中で一番好きなのは…
「白い」の反対と言えば、「黒い」と答えるのが一般的回答だろうけど。
「しつれいですが 卵のなか では
(ごくごく あたりまえの 事実ですが)
白い(白身)の反対は 黄いろい(黄身)です!」
なるほど~~~~~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色んなものの反対を考えながら読むと
大人でも楽しめると思う。
この本に書いてある数々の反対は
ユーモアたっぷりで、英語ならではの言い回しや
同音異義語がたのしい。 -
詩?風刺?と思って読んでみたのですが、それって反対って言うより対応している言葉なんじゃ・・・って思えるものが多く。後付けを読んだら、子どもとのやり取りのようでした。言葉遊びなのでしょうか。言語が違うせいか?となるものも多かったです。
一番良かったのは『雲』。『空のとほうもない青さ』青空に雲はないから。 -
の反対は?
これ子供わからんやろ
大人が読むんやで!読まなあかんで! -
…の反対は?
白の反対は黒?って誰が決めたの??
反対は、見る人や考え方しだい。
どんな答えも正解です。
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