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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784622047261
感想・レビュー・書評
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〝ある日、ジャックとトムとぼくは、飛行船に乗って、「そこ」をめざして旅に出た。 「そこ」とは 大好きなアイスクリ-ムを好きなだけ食べられる “野生のアイスクリ-ムの国”。チョコ・ピークやグレ-ト・ストロベリ-などの山々が連なり、アイスクリ-ム・コ-ンが古代の遺跡のように聳え立っている国。
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「そこ」にあるアイスクリームの国は飛行船に乗ってたどり着くことのできる不思議な遠い国。ジャックとトムと「ぼく」の一週間に渡る探検記。
屹然として連なる山々はチョコ・ピークに、モンテ・ピスタチオ、アプリコット・アルプス、森は棒付きキャンディーです。けれど、甘いだけではないのがアイスクリーム。マイナス18度以下のそこには背筋も凍る恐怖が潜んでいます。だからといってアイスクリームを嫌いになんかなれないのがこの絵本の魅力です。お腹いっぱいアイスクリームを食べてみたい!と思った人なら、必ず訪れたくなる国。
《2014.08.11》 -
平野紗季子さんが著書で話題にしていて、欲しくなった一冊。長田弘さんの詩人が贈る絵本シリーズは高いのだけれど、本当に珍しい誌的で想像力豊かな作品ばかり。
この一冊もまぎれもなく、素晴らしい一冊で、子どもが読むには小学校低学年あたりだろうか。
背伸びせずに純粋にお話を楽しんでほしい。 -
ずっと探してた本。ついに対面。
想像してたよか全然かわいくて、最後のページまで「どうなるんだろう?」という気持ちで読めてよかった。
復刊リクエストそろそろ貯まったかなあ…。 -
ずいぶん子供っぽい語り口調なのに
挿絵は見るからにおじさんで…
何でだろうと思っていたら、最後にその理由がわかりました。 -
翻訳をされた長田弘氏のネーミングに惹かれて図書館で借りました。
「冒険」「調査」「考察」といった子どもがワクワクするような物語がアイスクリームの国を軸に展開していくのが面白い。
ハッピーエンドでもなんでもない。
でもそれもいい。
原作者のアントニー・バージェス氏は「時計仕掛けのオレンジ」の原作者 -
表紙がネタバレっぽい。
家の近くの山々がもう少しで雪にまみれるから、もしかしたらアイスクリームの国になるかもしれない。それぐらいアイスクリームの国の絵と近くの山は似ている。とにかくアイスクリームの国があることも、こんな家の近くにあることも知らなかった。山の近くに砂漠があるみたいだから、そこは家の近くの山と違うところ。砂嵐も、きっとアイスクリームが原料だから痛いけどおいしいはず。 -
時計じかけの〜を読むついでに借りてみた。
こちらもぶっ飛んだ絵本。 -
行きたい!アイスクリームの国!どんな怖い目に遭ったって構わない。私にもいつか行けるかな、アイスクリームの国!
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ある日、ジャックとトムとぼくは、
飛行船に乗って、「野生のアイスクリームの国」をめざして、旅にでる。
チョコ・ピークやグレート・ストローベリーなどの山々が連なり、
アイスクリーム・コーンが古代の遺跡のようにそびえたっている国。
そこには誰ひとりいないはずだったのに、、、。
ぼくらを待ちうけていたのは、大冒険の果ての、とんでもない結末だった。 -
みすず書房の「詩人が贈る絵本」シリーズ。
この絵本はあたまをまっさらにして、ただどぶん!と飛び込むように読んでほしいです。
おじさん3人が、アイスクリームの国を旅するお話。
そこではなにもかもがアイスクリームで出来ている。
アイス月曜クリーム日からはじまって、アイス日曜クリームサンデー・ナイトまで冒険は続く。
最後におじさんたちはどうなってしまうのでしょうか?
アントニー・バージェスは『時計じかけのオレンジ』の著者としても知られています。
長田弘さんの翻訳も洒落ています。
70年代っぽい絵と装丁がなんだか素敵な雰囲気を醸し出しているのです。 -
長田弘さんが選んだ7冊という、みすず書房のシリーズです。
奇想天外なアイスクリームの国。
ナンセンスだけど、いろいろ空想も広がります。
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