バルトーク晩年の悲劇[新装版]

  • みすず書房 (2000年1月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (386ページ) / ISBN・EAN: 9784622049340

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  • ナチスを避け、NYに亡命してきた夫妻を助けたハンガリー人の弟子が描いた世界は大作曲家でありながら、心優しく、ざっくばらんな人柄がにじみ出てくるようです。愛猫ルルを可愛がる姿、山に向かって「こだまよ」と叫ぶ姿、リンゴを投げる姿・・・妻ディエッタとの生活は、ほのぼのとしたものが伝わり、故国ハンガリーの盟友コダーイとの信頼関係も妻の言葉を通してしみじみと感じます。ナチスに対しては決然とした態度が一方で伺えます。若き日から天才ピアニスト、そして作曲家として名をなした人でありながら、故国を離れ、亡命先の米国での晩年は何とも淋しい印象です。

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著者プロフィール

(のみず・みずほ)
1938年生まれ。訳書 ローラ・フェルミ『二十世紀の民族移動』(共訳)、H・C・ショーンバーグ『音楽批評』(1984年)、『ロッテ・レーマン 歌の道なかばに』(1984年)、J・ホロヴィッツ編『アラウとの対話』(1986年)、『グレン・グールド著作集』(全2巻、1990年、以上みすず書房)ほか。

「2021年 『バルトーク晩年の悲劇【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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