二つの文化と科学革命[新装版]

  • みすず書房 (1999年11月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784622049708

感想・レビュー・書評

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  • 立花隆の著書で、学生向けの推奨本としてこの本が取り上げられていた。
    この本の著者は物理学者で小説家、文系理系の垣根を超えたマルチな評論家としても活躍していましが、同時代の知識人が文系と理系に別れ、お互いを理解しないどころか敵視することに危機感を持ち、これを再び統合して二つの文化間の理解度を深めれば、より良い社会を築くことができると主張しました。
    これは20世紀の話ですが、この傾向は現代でも続いています。現代でも著者のように文系理系どちらも理解できるマルチな人も居ますが、そういう人は少数であり、理系文系それぞれの専門の道に進む人がほとんどだと思います。況してや当時より知識の広さ深さが求められる現代においては、著者の主張は実現できないように感じます。
    できることがあるとすれば、お互いの領域を認識し尊重すること。理解する態度を示すことかなと思います。(決して「彼(彼女)は文系(理系)だから、、」と決めつけてはいけない。)この本を読んで、考えさせられることが色々ありました。

    因みに自分自身は文系科目の方が好きでしたが、大学は理系、会社も製造業です。
    理系科目は苦手だったのに、何故か理系の道へ。人生そんなもんです。

  • 理系の知と人文的知の乖離を指摘

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著者プロフィール

1913年、長野県に生まれる。1939年、東京文理科大学理学部物理学科卒業。1952-84年、みすず書房編集部に勤める。1984年没。編書に『回想の朝永振一郎』(みすず書房1980)、訳書にC・P・スノー『二つの文化と科学革命』(みすず書房1960)、Q・ホッグ『科学と政治』(岩波書店1964)、R・ユンク『巨大機械』(早川書房1970)、R・クラーク『現代戦争論』(草思社1972)、J・ザイマン『社会における科学』(草思社1981)、F・R・ジェヴォンズ『科学の意味』(産業図書1983)など。

「2021年 『二つの文化と科学革命【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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