アーレント政治思想集成 理解と政治 (2)

  • みすず書房 (2002年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784622070139

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  • アーレント政治思想集成〈2〉理解と政治
    (和書)2012年02月21日 20:36
    ハンナ アーレント みすず書房 2002年11月


    とても良かった。昔読んだ本の中で柄谷行人さんがヒットラーとナザレのイエスについて触れていたところがあり、この本についてだったかな?と思い出したが思い違いかも知れない。

    哲学-単独性  

    政治-複数性

    「全体主義の本性について」
    ・・・単独であることは見棄てられた孤独な状態ではないが容易に見棄てられた孤独な状態になりうるし、さらにもっと容易にそれと混合される。人びとが見棄てられた状態の絶望的困窮から脱して単独であることのなかに逃れ、自分自身の交わりのなかに逃れる強さを見いだし、そうすることによって自分を他の人びとへとつなげる結び目の裂け目を繕うということほど、難しくまれなことはない。・・・

    「近年のヨーロッパ哲学思想における政治への関心」
    ・・・純粋な対話というこの関係性は、他の何よりも思考-単独性における自ら自身との対話-という〔そのひと〕独自の経験に近い。・・・

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著者プロフィール

ハンナ・アーレント(Hannah Arendt):1906-75 年。アメリカの政治理論家、思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーやヤスパースらに師事。1933 年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、1941 年にはアメリカに亡命。20 世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした。著書に『全体主義の起原』『過去と未来の間』『エルサレムのアイヒマン』『精神の生活』など。

「2025年 『人間の条件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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