トラウマの医療人類学

  • みすず書房 (2005年7月20日発売)
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本 ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784622071501

感想・レビュー・書評

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  • 学術書というよりはやはり俺の中ではエッセイ。(いい意味で。)
    医療人類学という分野に初めて興味を持たせてくれた本。同意できない部分も多いが、視点としてはなるほどと思う。著者のキャリアは自分にとっては少し理想的。

  • この人の着眼の鋭さと正直な戸惑いには脱帽。自他への疑いの眼差しが、謙虚さと学問的な客観性・普遍性へと照射されている。

  • トラウマという言葉、私自身正しく理解しているとは言えなかったとこの本を読んで考えさせられました。刺激を受けた本。

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著者プロフィール

宮地 尚子(みやじ・なおこ):一橋大学大学院社会学研究科特任教授。専門は文化精神医学・医療人類学・トラウマとジェンダー。精神科の医師として臨床をおこないつつ、研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『傷を愛せるか 増補新版』(ちくま文庫)、『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)、『傷つきのこころ学』(NHK出版)がある。

「2025年 『傷のあわい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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