本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622072799
作品紹介・あらすじ
幻滅の専門家、陽気なペシミスト、そして挫折の小説家、グルニエの最新短篇集を名訳で。人生における出会いと別れを苦いユーモアで語って比類なき十の物語。
感想・レビュー・書評
-
最近お気に入り、ロジェ・グルニエ
さっそく今度はこちらを読んでみた。
10篇がおさめられた短編集
そのうちの9篇がグルニエが80代になってからの作品!
ストーリーはユーモアと皮肉がいい感じにちりばめられて、
なんといっても結末の「あ~あ(やっぱり)」
途中まで良いと思ったんだけど…
珍しく頑張ってみたら、あれれ?
結局こうか、と言うような。
「オスカルの娘」
幼なじみの男女二人、
恋愛関係ではないけれど、身近な存在。
最後のセリフが素敵だ。
「アシメントリー」
隣に住む人、その元夫それぞれにあることをする主人公。
私も日々の中でなんとなく「ペア」を作ろうとする癖と言うか
そんなのがあることに気付いた。
「お生憎さま」
大好きな人がいて、その人が手に入らないから…とある作戦。
これがまた…
「別離の時代」も、しみじみとだんだん良いな。
また、良いもの読んだとホクホクの心。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示