精神科臨床の場所

  • みすず書房 (2007年2月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784622072805

感想・レビュー・書評

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  • 臨床に対する真摯な姿勢、場所と時間についての考察とあるが幅広い内容で何度も読み返したい。
    途中みだしの言葉が理解を助ける。
    「顔は倫理である」の章が特に印象的。表情、顔つき、面ざしについてや、不意に家族と似る体験など、はっとさせられる記述が満載。

    初診の患者に診断をつける時
    どんな苦しみを背負ってきたのか、どのような世界をくぐり抜けてきたのか、どのような息の抜き方をしてきたのか、どの様な人々にかこまれてきたのかなど、さまざまな人生の余韻が患者の様子から感じ取れる

    弔うは「訪う」とも書くらしい。弔う経験がある人には救われるような文章。

    鼻唄の時間については幸せおすそ分けされたような気分になりました。

  • 独特の視点。

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著者プロフィール

1962年生まれ。愛仁会高槻病院精神科主任部長・心理室担当部長。1988年京都府立医科大学医学部卒業、同年神戸大学医学部精神神経科教室に入局。
神戸大学医学部附属病院精神科勤務などを経て、1996年より現職。著書に『精神科臨床の星影』『精神科臨床の足音』(いずれも星和書店刊)などがある。

「2020年 『精神科臨床の自由 記述・暦・病跡学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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