- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622072928
作品紹介・あらすじ
信じなくても「宗教」はある。伝統として。制度として。習慣として。「宗教」を通じて私たちの時代の足もとに光を当てる、「目からウロコ」の宗教講義。
感想・レビュー・書評
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宗教って何?の疑問を、少し解決してくれました!
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分かりやすいとは思うけど頭に入ってこなかった。言語化が難しい。相性が悪いのかも
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宗教を世俗と切り離せないものとして扱っていて、目から鱗でした。信じるものがある人たちにとって、歴史も戒律も「本当にあるもの」だし、日常に溶け込んでいる。その人たちにとってはその生活は「ごく自然」なものであって特別ではない。後半の構造の話は難しかったけれど、「宗教」を捉え直すにはちょうど良かったかも。
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烏兎の庭 第三部 箱庭 12.29.07
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/diary/d0712.html#sinji -
この著者の「信じない人のための「法華経」講座」が非常に面白かったのでこれも読んでみた。
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キリスト教、イスラム教、仏教、などを概観する。他宗教に対する不寛容は近代になってから増幅されたのか。
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ユダヤ教
キリスト、イスラムの源流
エジプトで酷使されていたヘブライ人(ユダヤ人)が信仰
モーセが神より十戒を賜る
その後、常に他国に支配されるも、預言者の出現により信仰は継続 -
さすが、ロバート・ベラーやタラル・アサドの翻訳者といった感じ。宗教に生半可な興味を持っている人や、宗教を毛嫌いしていて適切に批判したいと思う人は最初に手に取るべき本のひとつかもしれない。(※読書案内もあっていい感じ)
わかりやすさという点で、これは最良の、そして瑕疵の少ない入門書(先日の本はいささか専門的だった)。喩え話も豊富で、細かい事例をカットすると共に、しっかり「場合分け」を行なう。宗教という概念そのものに潜むいかがわしさへの配慮もある。
とはいえ、異論も多々あるのだけど。。。まぁ、入門書ですので。 -
返却期限があって流し読みになってしまった。それでもわかりやすくて面白かった。もう一度じっくり読み直したい。