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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784622073413
感想・レビュー・書評
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この本では著者の超人的な知の広がりを目の当たりにすることになります。読んでいてまさしく、自分の知っている世界が広がる感覚・・・歴史における地理的、文化的な横軸がどこまでも広がり、時間という縦軸がぐ~っと伸びていく感覚・・・うまく言い表せないのですがこの本を読んでいると「自分の世界が広がる」という感覚を味わうことになります。
ぜひぜひおすすめしたい名著中の名著です! -
やっぱり戦後史大好き
網羅的でめちゃいいけど胃もたれ感もある -
読売新聞掲載2019519
朝日新聞掲載2019525 -
https://www.msz.co.jp/book/detail/07341/
https://www.theguardian.com/books/2019/sep/21/best-books-of-the-21st-century
2021年度 [第2学期](土曜)08:15~09:00
https://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/2021/kyouyou/C/syakai/index.html
https://www.wakaba.ouj.ac.jp/kyoumu/syllabus/PU02060200211/initialize.do
2021年度 [第1学期](日曜)21:45~22:30
https://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/2020/kyouyou/C/syakai/index.html
https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20090803/1251413659 -
原題:Postwar: A History of Europe since 1945 (London: William Heinemann, 2005)
著者:Tony Judt(1948-2010)〔フランス現代史、ヨーロッパ史〕
訳者:森本 醇、浅沼 澄
【上巻目次】
『ヨーロッパ戦後史』を読むために(二〇〇八年一月 長部重康) [i-xii]
目次 [xv-xvii]
凡例 xviii
まえがきと謝辞 [xix-xxiii]
はじめに [003-015]
第1部 戦後・1945-1953年
I 戦争が遺したもの 019
II 報復 054
III リハビリテーション 082
IV 不可能な決着 129
V 冷戦到来 165
VI 粛清旋風のなかへ 211
VII 文化戦争 253
結び 古きヨーロッパの終焉 291
第2部 繁栄と不満と・1953-1971年
VIII 安定の政治学 309
IX 失われた幻想 355
X 豊かさの時代 416
補章 経済二国物語 456
XI 社会民主主義の季節 463
XII 革命の亡霊 500
XIII ことは終わった 540
写真提供 575
【下巻目次】
第3部 景気後退期・1971-1989年
XIV しぼみゆく期待 003
XV 政治の新基調 044
XVI 移行の時 070
XVII 新たな現実主義 109
XVIII 権力なき者の力 138
XIX 旧秩序の終焉 171
第4部 崩壊の後で・1989-2005年
XX 分裂に向かう大陸 237
XXI 清算 274
XXII 古いヨーロッパ――そして新しいヨーロッパ 321
XXIII ヨーロッパの多様性 381
XXIV 生き方としてのヨーロッパ 417
エピローグ 死者の家から――近代ヨーロッパの記憶についての小論 451
索引 [01-44] -
読みごたえがあるのは、上巻のほうです。下巻に突入するのもいいですが、上巻を二回読むのも一興です。ひとつ紹介します。冷戦初期、米国は三つの方針をたてます。一、欧州へのスターリンの進出を阻止。二、大英帝国の解体。三、米国の欧州からのできるだけ早い撤退。米国は二のみ成功します。一は挫折。よって三も思惑どおりにはなりませんでした。
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