ブラック・ノイズ

  • みすず書房
4.13
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本棚登録 : 52
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622074182

作品紹介・あらすじ

都市貧困層の黒人が生んだラップ・ミュージック。歪んだ音響に切実な叫びを乗せ、自己の存在を世界に刻む。その力学を解き明かすヒップホップ文化研究の最重要書。

感想・レビュー・書評

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  • 2016/4/5購入

  • しっかりヒップホップについて知りたいと思って、読んでみた本。
    70〜80年代のアメリカにおいて、黒人のおかれていた状況をラップを中心に分析する。商業主義への批判と憧れ、人種の平等と男尊女卑みたいな矛盾の中にいる人間としての黒人が見えた。今度じっくりラップの歌詞を読んでみたいと思う。
    有機的につながっているはずの物事をある側面だけから見ていると、よく分からないことになると思う。例えば、警察がみすぼらしい服装をした若い黒人を特に警戒するというプロファイリングは、貧困と差別のスパイラルがあるときに、現状としては正しい。富裕層からしたら、貧しくて、血気盛んな若者は危ないように見える。しかし、それでいいのかと言われれば、違うじゃん、みたいな。

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