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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784622074748
感想・レビュー・書評
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イギリスの精神科医が現在の精神科治療薬の状況をまとめた一冊。
この本は一般的な薬の本とは大きく趣が違っている。薬の効果がどういったものか、どの様な副作用があるのかといったことをまとめ、服用が本当に有効かどうかの検討材料を提示している。
後半では、現在の精神科薬物治療ではエビデンスが歪められ、根拠なく薬のラベリングがされ、患者の全体的な健康がないがしろにされている現状について訴えている。
製薬業界と最終戦争をとをかけあわせた造語”ファルマゲドン”には驚いた。社会はこの状況にどう対応すればいいのだろう。まずは専門家から利用者まで広く多くの人がこの本に書かれている情報を把握し考えていくしかないと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私はパキシルのんでるけど、パキシルのあれやこれやも書いてあるけど、
のみつづけてそれなりに役立ってる人が、わざわざすぱんと断つこともないんだなと、
必要のない人が、必要以上にくすりを処方されることが問題と言ってるわけで、少しほっとした。
で、精神科治療薬のあれやこれやの、なかなかに不安材料だけど事実があって、こうしてみましょうってことが書いてある、
とてもていねいな内容なので、ずっしりと読みごたえのあるぶっとい本です。
私にはあまり関係のないところだけど「子どもと向精神薬」の章、
ADHDのところはけっこう興味深く読んだ。
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