オシムの伝言

著者 :
  • みすず書房
4.04
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本棚登録 : 175
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622075042

作品紹介・あらすじ

日本代表通訳として常に傍らにいた著者が、イビツァ・オシム氏の日本での足跡を克明に記した迫真のドキュメント。日本代表監督としての軌跡、闘病の日々、日本サッカー協会アドバイザー就任から離日まで、その全期間923日の活動と発言が時系列で描かれている。オシム氏の思想とフットボール哲学、サッカー界への提言を伝える。また、はじめて明かされる闘病の記録には、胸を揺さぶられる。構成は、時間軸に沿いつつ、「人生」「スタイル」「リスク」「個の力」「誇り」「自由」「エスプリ」「勇気」「希望」「魔法」など、章ごとに主題が設定された29項から成る。セルビア・クロアチア語に通暁する著者が、オシム氏のユーモアや思想の真髄を伝える。コミュニケーションの精度の高さゆえ、類書とは一線を画するものとなった。すべてのオシム・ファンとサッカー愛好者に贈る書。

感想・レビュー・書評

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  • 日本代表監督だったオシム氏が脳梗塞で倒れたのは約3年前。その後、日本代表監督は岡田氏が引き継ぎ、南アW杯ではベスト16という結果を残した。現在ではザッケローニ監督の下、新チームが順調な滑り出しを見せている。

    もしあのままオシム監督で南アW杯に臨めていたら、どんな結果になっていたのか?本書を読んでその興味が改めて湧き上がってきた。

    ということで、本書はオシム監督の通訳であった著者が、その体験をまとめたものである。今まで公表されることがなかったエピソードなどもふんだんで楽しく読むことができた。オシム氏の魅力や著者のオシム氏への想いが十分に伝わってきた。

    一方で、である調で書かれた文章のところどころにですます調の文章が紛れていたり、「以外」、「平行」、「別れる」などの誤字が見られたのはいただけない。編集でチェックされていないのが不思議。

  • ノンフィクション
    スポーツ

  • 図書館で借りて読んだ。オシムは数学者になりたかったそうだが、サッカーと数学はなんとなく関係がありそうな気がする。どちらも図形がある。どちらもひらめきが必要。得点が数字である。得失点差の計算をしないといけない。などなど。

  • オシムの人柄がとても伝わる内容になっており、オシム語録も数多く載せてあります。
    オシムの人生観や考え方は普遍性があり、心に届くものがありました。

  • 約3年という短い期間だったので、オシム氏を惜しむ間もなかった。
    言葉の壁と、マスメディアの偏った報道、報道の量の少なさから、一般人には分からないことが多い。

    通訳として、さまざまな事実に直面した著者の言葉には重みがある。
    マスコミの人が三人称で語るのよりも、真に迫っているだろう。

  • オシムさんが日本代表の監督に就任してから、病気で監督を退任し日本を離れるまでの出来事やオシムさんの発言などをまとめたもの。
    筆者はオシムさんの通訳をやられていた千田善さん。側にいる人間ならではのエピソード、オシムさんの発言等が記されている。
    にわか日本代表ファンの自分はオシムさんの事はあまり知らなかった。ただこの本を読んで、めちゃくちゃすごい人だったんだということが分かった。自分は様々な指導者(主にプロスポーツ)の本を読んでいるが、当然他の方と共通している点もあれば、違う点もあった。特にオシムさんの発言はその一言一言がいろいろな想いが込められている。

  • 2006年から2007年までサッカー日本代表監督を務めたイビチャ・オシム氏の専属通訳千田善さんの本です。

    監督就任から、脳梗塞での入院、リハビリなどボリュームたっぷりに綴っております。

    自分はこの人からサッカーにはまったし、またサッカーの見方を教えてもらったようなものなので、この当時のことを思い出しながら読みました。千田さんのオシム氏に対する愛が、詰まってます。

  • オシムさんの言葉は重い。道半ばで倒れ、南アフリカでの指揮がみれなかったのは本当に残念。

  • ずーっと読みたかった本。千田さんのブログは見てて、わかりやすく面白み溢れる文章だったので、読むの楽しみにしていたところ・・・やっぱりおもしろかった! 通訳を超えたお互いの信頼関係が端々から溢れている内容。オシムさんが脳梗塞で倒れてからの経過にはハラハラしましたが、実は自分が勤務している会社がオシムさんのリハビリの過程で関わっていて、それがわかる文章を見つけて、オシムさんの為に少しは力になれたのかも。。。とひとりで勝手に思ったりして。。。オシムさんが日本のサッカーに残した功績は大きいだけに感謝してもしきれない。オシムさんには日本のことをこれからも気にし続けてほしいなぁとも思う。オシムさんを嬉しくさせる為に日本サッカーはまだまだ強くならなければ。思うところ色々ありすぎて尽きません。千田さん、これからも日本とオシムさんの架け橋として力になって下さい。

  • 筆者がオシムさんを大好き過ぎるきらいはあるが、舞台裏を知るには良い本。

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