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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784622075332
感想・レビュー・書評
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池澤夏樹「嵐の夜の読書」読んだ。http://tinyurl.com/45x3wdl 体言止めを多用する彼の文体が時々苦手なときもあるけど、この人の書評は、わたしの読書ガイドNo.1(次は斎藤美奈子)。読みながら気になる本を携帯にメモしていった。時間はいくらあっても足りないなあ。
その昔、池澤夏樹が山田詠美を取り上げ、当時はとても珍しかったことだけど(今でもかも)、彼女の作品のベースにある道徳的な部分をきちんと見抜いて評していた。「あ、このひとわかってる」と思って以来の、池澤夏樹書評のファンなのよん。わたし何様?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
次から次へと読みたい本に出会わせてくれる。もはや大変である。実際に、「9.11」など、影響されてすぐさま購入したものも数冊。この世界には本当に、思ってもいなかったような視点を与えてくれたり、考えを深めてくれる本がたくさんある。自分の人生を生きているだけでは知る由もないことがなんと多いか。しかしそれらと自分の生活も繋がってくる。知ると知らぬとでは視座も変わる。自分の人生の悩みや課題の解決策、夢の実現法にも繋がる。膨大な出版物を前に、時間を割いて読む価値のあるものを絞っていかないと、とても読み切れない、なのに私の読書幅はなんと狭く、スピードもなんと遅いことか、と危機感も覚える。だからこそこの本は、とても優良な読書案内となる。
池澤夏樹氏の編著作は、「世界文学全集」から入ったが、彼自身の著作も読んでみようと思った。書く一方で、これだけの読書量。とにかく驚嘆と尊敬である。 紹介されているもののうち、これはと思ったものだけでも、一つずつ読破していきたい。 -
2020/6/5購入
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短い書評というか感想がたくさん。山崎務さんの「柔らかな犀の角」もそうだったかな。
池澤夏樹さんの個人編集の文学全集はとても好きなシリーズで、その序文もいつも素敵だ。それと比較して、今回は書かれていることも、選ばれている本も、もっと個人的なものだと感じた。日本に対して、アメリカに対して、世界に対してどんな考えを持っているか、あるいは政治的考え方の立ち位置も窺える。戦争、沖縄、アイヌなど地域文化、マイノリティ、そんなテーマがかなり多かった印象だ。
いつもお世話になっている彼がどんな人なのか、その一端を知れた本だった。 -
自分の選ぶ本はどうしても偏る。新たな視点で読書を始めたいとの思いで本書を開くことにした。私の場合、なかなか歴史、文化史、言語史の本に手を伸ばしてこなかったので、読んでみようと思う。
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静かな語り口で滔々と日本の世界の問題点が本を通して語られていく。
書評よりも読書エッセイのほうがどちらかといえば好きなんだけど、こういうやわらかな書評はいいな。 -
要するに、本を読んでいるように見えて、本を通して世界を読んでいるのだと思う、池澤夏樹さんは。書評は、その紹介されている本が読みたくなる、っていうのが第一義かもしれないけど、書評を読んでいるだけで満足するっていうのも評者の腕なのかもしれないって思った。
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1999年〜2008年の毎日新聞「今週の本棚」の書評をまとめた1冊。
自分の読書の浅さ狭さを思い知る。
100冊以上紹介されている中、既読はたったの3冊。
私にも読めるかな読んでみたいなと思う本を何冊かチェックしたけれど、それすらも実際には読めるかどうか。
ここにあがった本の大半は私には読まれることはないだろう。
でも、池澤氏がこれらの本から得た知識や感動を、この「書評」を通して、ほんのひとかけらだけど、いただけたような気がする。
知らない世界が広がっている。
紹介されているのは、重厚な本が多いという印象。
だから、面白そうと思っても、ちょっと手を出すのをためらうようなお値段だし、田舎の小さな図書館には入っていないものがほとんど。
あるいは既に絶版になってたり。
「読書メーター」の「読みたい本」に10冊ぐらい追加したけれど、はたしてこれを何冊「読み終わった本」に変えることができるかな。
メモ:日野啓三のエッセイ「Living Zero」が、「スティル・ライフ」を書く契機となった。
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