文字の導火線

  • みすず書房 (2011年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784622076223

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • 詩人の小池昌代さんによる書評本(2006年ごろからの新刊書が多い)。批評家目線で本を採点する感じがまったくなくて、とても読みやすかったし、読書傾向が(センエツながら・・)私とかなり似てる!好きな作家や、もう読んだ本が取り上げられていて、期待以上に楽しめました。

  • 書評と本を巡る短文が約百篇収録されている。
    手間暇をかけて辛抱強く付き合っても、結局のところ自分とはそりのあわなかった本に対する、誠実かつ率直な文章に心を惹かれた。

  • 「いつも一人で、まるで悪徳のように本を読んできました。だからこのごろ、その悪徳を誰かと分け合いたくなるのです。……わたしは自分が、本のなかに何を読むのかを知りません。本を読む人は迷う人です。いつも迷いながら、何かを探しに、階段を深く降りて行く人です」と彼女は書いています。

    小池昌代をこれまで意識して読んだことがなかった私は、いままでいったい何を読んできたのかと、自分で自分の頭をぶん殴りたくなってくる衝動を抑えきれません。

    悪徳、と彼女は自分で自分を揶揄していますが、一冊の本と真摯に向きあうことは、その本に、人格にも等しい本格とでも呼べる何かを、常に感じて接することで、私自身もいつもそうしてきましたが、そうか、迷っているのか、と他人事のように思ったりしています。

  • 書評を読んでいると書評している本人が透けて見えてくることにナットク。読後、この先読みたいホンのタイトルも覚えたけど、小池昌代さんの言葉の印象の方が強く残りました。

  • 時間があれば よみたい

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著者プロフィール

小池 昌代(こいけ まさよ)
詩人、小説家。
1959年東京都江東区生まれ。
津田塾大学国際関係学科卒業。
詩集に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『夜明け前十分』、『ババ、バサラ、サラバ』(小野十三郎賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、『野笑 Noemi』、『赤牛と質量』など。
小説集に『感光生活』、『裁縫師』、『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『ことば汁』、『怪訝山』、『黒蜜』、『弦と響』、『自虐蒲団』、『悪事』、『厩橋』、『たまもの』(泉鏡花文学賞)、『幼年 水の町』、『影を歩く』、『かきがら』など。
エッセイ集に『屋上への誘惑』(講談社エッセイ賞)、『産屋』、『井戸の底に落ちた星』、『詩についての小さなスケッチ』、『黒雲の下で卵をあたためる』など。
絵本に『あの子 THAT BOY』など。
編者として詩のアンソロジー『通勤電車でよむ詩集』、『おめでとう』、『恋愛詩集』など。
『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集02』「百人一首」の現代語訳と解説、『ときめき百人一首』なども。

「2023年 『くたかけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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