精神医療過疎の町から 最北のクリニックでみた人・町・医療

  • みすず書房 (2012年1月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784622076704

感想・レビュー・書評

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  • 非医療関係者でも、内容が頭に入ってくるくらい優しく書かれた本。
    震災に関するパートは胸にくるものがあった。

  • 北海道の名寄での精神医療の実践をとおして、過疎地での医療問題について考察された本。エッセイなので読みやすいけど、横たわる問題は根深いなあと。この著者にしたって、東京からわざわざ北海道に通ってまで診療しているという状況なのだから。

    それにしても、みすず書房は精神医療系の良質なエッセイが多いな。

  • まさにこの町で暮らしているものとして読んでおきました。
    先生にはお世話になりましたし。

    本当に上川北部の精神科医療の過疎状況は酷いんだな。

    こんな町で精神科の世話にならなきゃならないなんてなんてついてないんだと思ったものさ。

  • 診療所という小さな窓からみた、世の姿を淡々と述べる。多くの背景知識と経験をもとに、現場で人々の暮らしを支える著者の姿に、頭が下がった。

  • 表題に引かれて衝動購入。エッセイなので読みやすい。縁もゆかりもなくしかも公立病院精神科が廃止や縮小していく「精神医療過疎」の地域に開業。すごい決断。東京から通って隔週で週末診療。年を聞くと62歳。過疎地でもメンタルのニーズは高い。都会との文化差はあるが。過疎地ではないが、新居浜と松山の両方で診療している自分の立場と重ね合わせて読んだ。50kmしか離れてない地域でも病状は同じでも背景は違う。

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著者プロフィール

1949年生まれ。1975年早稲田大学文学部卒業。1979年慶應大学大学院修士課程フランス文学専攻中退。1985年東京医科歯科大学医学部卒業。茨城県立友部病院、国立武蔵野学院、八王子医療刑務所、千葉刑務所を経て、2004年から2016年まで創価大学教育学部教授(臨床心理学専修)。現在、医療法人社団あべクリニック理事長院長。主な著書に『バウムテストQ&A』(金剛出版 2019)『バウムテストの読み方』(金剛出版 2013)『精神医療過疎の町から』(みすず書房 2012)、主な訳書に、R・ストラ監修『バウムテスト』(金剛出版 2018)G・ブノワ、J-P・クライン『児童精神医学』(白水社 2013)R・ストラ『バウムテスト研究』(みすず書房 2011)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)L・フェルナンデス『樹木画テストの読みかた』(金剛出版 2006)J-P・クライン『芸術療法入門』(共訳 白水社 2004)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)D・ドゥ・カスティーラ『バウムテスト活用マニュアル』(金剛出版 2002)がある。

「2020年 『バウムテスト研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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