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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784622076940
感想・レビュー・書評
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子供時代の頃から数年前のプロデュース作品まで時系列ではないけど、印象的なことが多く書かれていて一気に読めた。
かなり若い頃から自分でスタジオを開いて他者の録音をやっていたことをこの本ではじめて知った
またブライアンイーノからNEYOまで登場人物とのエピソードも興味深いものが多い
それにしてもやっぱりレゲエには影響を受けているんだな…ジミークリフのプロデュースをやってるのは知らなかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブライアン・イーノらと交遊、U2、ピーター・ガブリエル、ボブ・ディランらとのレコーディングで何度も世界的ヒットを飛ばしたカナダ出身ギタリスト、プロデューサー、ダニエル・ラノワ本人が記した自伝。
時系列に沿った記述でないので、トリップしているような感覚になってしまい、読み進むのにかなり苦労した。訳者のあとがきで初めて全体像がつかめたほどだった。
そういうところも含めミュージシャンの自伝らしいと言えば言えるのかもしれない。
タイトルにもなっている「ソウル・マイニング」という言葉はこのミュージシャンの人生を端的に表しているかのようだ。「魂の採掘」と訳されてはその魅力も半減だが…。