サルなりに思い出す事など ―― 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々

  • みすず書房
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622078326

作品紹介・あらすじ

◆1970~90年代にかけてのケニアとその周辺の国々を舞台に、〈ヒヒの群れの23年間にわたる観察記〉〈アフリカ体験・見聞記〉〈生物学研究者の成長物語〉をより合わせながら、スラップスティックな諧謔味全開で綴った抱腹絶倒のノンフィクション。◆子どもの頃から霊長類に憧れ、「大きくなったらマウンテンゴリラになる」と決めていた著者は、見習い科学者としてストレスと疾病の関係を解明するため、アフリカのセレンゲティ平原に棲むヒヒの群れの調査に出かけることになる。群れのヒヒの一頭一頭に旧約聖書に出てくる名前をつけ、ヒヒとともに暮らし、彼らの社会行動の観察を続けるうち、著者はヒヒたちへの愛着を強めていったのだが……。◆英米でロングセラーとなっている傑作メモワールの待望の邦訳。生と格闘するすべての人間およびヒヒを包み込む大いなる霊長類愛と痛快無比なユーモアで、読む者の心を満たしてくれる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 霊長類研究者の著者の研究テーマは「ストレスに起因する疾病と患者の行動」、さらには脳疾患の研究。だからヒヒの群れに加わることにした!
    こうして21歳から23年間、アフリカでヒヒの群れの調査と、フィールドワークのためアフリカの他の地域と、アメリカの研究室業務とを行ったり来たりの日々を送る。

    ヒヒは大規模で複雑な社会集団を形成している。ヒヒたちには皮肉的意味を込めて旧約聖書由来の名前をつけた。そしてヒヒたちの日常、喧嘩、恋愛、ボス争い、友達づきあいを記録し、オスのヒヒに吹き矢で麻酔をうち、彼らの心身状態である血圧、怪我の治癒具合、ストレスホルモンを調べた。
    (※調査対象がオスなのは、ヒヒのたいていのメスたちは妊娠していたり子育て中だから)

    ヒヒたちの観測記録は、そのまま人間の戦国時代小説を読んでいるかの様相。
    ヒヒたちは旧約聖書の名前で描かれているので、旧約聖書をわかっている方が楽しめるかも。
    なにしろ「最優位雄であるソロモンをウリヤが打ち負かし、さらにサウルが打ち負かした。そんなサウルに挑むためにヨシュアとマナセとレビとネブカドネザルとダニエルが連合軍を組んだ。
    デボラはソロモンの子供を産み、ミリアムとデボラはメス同士の優位争いをし、若いダビデとダニエルは無二の親で、平和主義のイサクはレイチェルと性別を超えた友情を育み、メブカドネザルは戦い方も生活も卑劣悪行三昧」などという記述が続くのだから。
    しかしこの種族の様相を見ると、ヒヒ社会も優位争いで大変だ。負けそうになった雄は近くにいた雌から赤ん坊を人質にとったり、負けた雄はもっと弱い雄に八つ当たりしてその雄は子供ヒヒに八つ当たり、そして最優位についた雄も、若手からの挑戦に争いに負ければ下位に転落する。しかしその若手の政権だって長続きはしない。
    面白かったは、圧倒的最優位のサウルに挑むために連立を組んだヨシュアやネブカドネザルなど若ヒヒたちの話。若いヒヒたちは連合軍でサウルを追い落としたのは良いけれど、所詮はその場かぎりの連携だったため、お互いを信じられずに無意味な闘いを続けることになる。するとその混乱の様相をほかのヒヒ集団に漬けこまれる。だが彼らは再度連立を組み他の集団と戦うことはせずに、仲間割ればかり起こしているというあたり。人間社会でも、革命政権がその後は仲間割れを起こして外国につけこまれ、なんてあるよね。
    雌同士だって大変だ。ヒヒの雄は群れを変わってゆくが、大抵のメスは自分が生まれた群れで生涯を過ごす。誰がボスの子供を産んだか、または自分の母が群れの中でどの立場位にいる雌なのかにより地位が決まってしまう。このメス同士の力関係は何世代にも続く。

    著者にとって生涯の友となったのは、イマイチ落ちこぼれ気味のベニヤミンというヒヒだ。
    あるときベニヤミンの観測をしていた著者は、ふと気がつくと自分たちが群れから遠くおいていかれたことに気がつく。そこで著者とベニヤミンは、はっとお互い顔を見合わせたという。これはまさに人間同士で気があった瞬間にやってしまうそのもの。そして著者が望遠鏡で見つけたヒヒの群れを著者はジープで、ベニヤミンはその後を追いかけて走った。まさしく心の通った友人同士。しかしヒヒ社会に必要以上に介入しないようにしている著者は、ベニヤミンが他のヒヒと争いになったときに著者に向けた「なあ、オレと一緒に戦ってくれよ〜」という眼差しに答えることはできなかった。研究者としては正しい行為でも、個人としては生涯の悔いになったという。


    著者が語るのはヒヒたちの日常だけでなく、調査地であるアフリカの原住民族たちの考えや生活様式にも及ぶ。
     マサイ族は攻撃的な種族だが、イギリスとの取引により居住地を決められてしまった話。
     原住民族のなかで、欧米社会の教育やキリスト教を少し知っている人がいたら、彼ら彼女らはその種族でどうなるのか。
     著者も、原住民族たちの「今までの暮らしを続けるか、子供たちに教育を施すべきか」論争の仲裁を求められたり、「ヒヒと人間は親戚なんだよ、従兄弟といってもいいくらいさ」などと言って相手をパニックにさせたりしている。
    そのくらいなら日常の文化の違いの範囲だろうけれど、第一次世界大戦がアフリカ原住民族たちにどのように見えていたかは興味深いというか、先進国は反省すべきだろうというか…。
     アフリカ諸国がイギリス領とドイツ領になり、白人たちが殺し合う。そしてイギリス人が自分の領土の原住民族たちに「銃をやるからおまえたちも戦え」という。今までは「銃には魔法がかけてあるから、アフリカ人には白人を撃てないんだ」などと言っていたのに?そうしたら「ドイツ人は白人でも種類が違うから撃てるんだ。だから南側のマサイ族(ドイツ領)と戦え。東側のマサイ族(イギリス領)とは決して戦うな」なんていう。断ったら殴られたり、敵に捕まったら爪をはがされたりした。こうして黒人たちもありあわせの軍服で種族同士の激戦を繰り広げた。でもその結果は誰も覚えていない。

    近年のアフリカ情勢も現地からみたこととして書かれている。著者は「第三世界の出来事が我々西洋人の目にとまるのは、たいてい悲劇や間伐や突発的で暴力的な事件」だという。
     イギリス人とともにアフリカに渡り如才なく社会的地位を築いたインド人への攻撃。
     ソマリのアラブ人はアフリカのスーダン人の奴隷市場を開き、それは現在でも互いの敵愾心として続いている。
     そしてそんなソマリのトラックをアフリカのトポサ部族が襲撃する。
     ケニアのクーデター未遂とその後の略奪や虐殺。
     ルアンダ紛争。
     ウガンダのアミン大統領失脚後の略奪。もともとはイギリスがスーダンからウガンダを制圧し、イギリス側だったアミンが所属していたヌビア族に権限をもたせた。ウガンダ独立後は、イスラム系ヌビア族による、もともといたキリスト教徒のブガンダ族への略奪が認められた。そしてアミン失脚後はその反対が行なわれることになる。そしてそれらを利用した詐欺事件も多いという。

    動物保護区や保護活動の現場事情も書かれている。
    保護区管理人に給料をピンはねされたと行って保護区警備員が野生動物を殺して食べる。ただヒヒを殺したいという理由で「病気のヒヒを見た」という管理人もいる。監視員の半数が密猟に関わっていたという告発もあった。彼らは、自分たちが動物保護区で働いているということと、その自分たちが動物たちを殺したいときに殺すということになんの疑問も矛盾も感じない。

    そんな日々を送りながら、雄ヒヒストレスの研究も、発見したり、他の研究者に先を越されたりして進めている。
    群れの下位の雄たちのストレスホルモンは慢性的に高く、血圧が高く、免疫システムもうまく働いていない。これは人間の大鬱病患者と似たような傾向だった。
    しかし下位の雄であっても、他の仲間との接触が多かったり毛繕いをしているヒヒは比較的ストレス血が低い。さらにヒヒ個体によっての性格の違いにも結果の違いが現れるということも明らかになった。

    著者にとって「子供の頃からアフリカで野生動物と一緒に暮らす」と思っていた夢を叶えた、という20年間だったはずなのに、全体的にどこかしら寂しさ哀しさも漂う。
    結局著者は、アフリカでの野生動物研究の日々が辛くなったという。
    動物字決園のためにどれほど多くの動物に苦痛を味あわせてきたか。実験の最中に死んでしまった動物もいる。過激な動物保護運動がかえって動物たちを殺してゆく。野生動物たちが苦しんでも観光業のほうが優先される。
    決定的だったのは、ヒヒの群れに発生した結核だった。これ以上蔓延させないためにヒヒたちを殺せという声もあるなか、原因を探ったら職員の食肉扱い不備による牛結核だとわかった。
    しかし食肉の扱いは全く改善されず、職員が注意を受けることもない。すべてはスワヒリ語でいうところの「ドゥニア」、つなりは「世の中なんてそんなもの。これが現実」ということをあまりにも思い知った。

    著者自身ももともと鬱を患っていたり、ユダヤ人だが無神論者だったり、おとなになったらマウンテンゴリラになると決めていたり、生きづらさがあったようだ。それは人間社会から離れて動物と暮らしても解決することはなく、むしろ苦しむことになったのだろう。

    ユーモラスさと少しの哀愁と皮肉を感じる本書は、欧米社会をはじめとする人間の事情が絡まりすぎたアフリカの人間と野生動物との社会の雰囲気をそのまま味わえるような、ただの「動物研究記」とはまた違った味わいを感じる。

  • ノンフィクションにはとてつもなく面白いものがあり、書き手の書き方、構成が上手いものと、本当にとてつもない体験が書いてあるものとあるが、これはどちらかというと後者寄りだが、前者でもあり、つまりノンフィクションとして最高の出来である。
    東アフリカ、生物学、野生動物などに興味がある人には面白い、のではなく、人間なら面白いのレベル。
    原題はA Primate's Memoirで、このprimateは著者のことだから、当然予測はできるのだが、まず読んだ人は「我々とバブーンにどれほどの違いがある?」と感じる。それほど著者が関わった群れのバブーンたちは人間と変わらない。底意地が悪い奴、大人しい奴、空威張りする奴、モテないやつ、お色気たっぷりのギャル、肝っ玉母さん、いじめられっ子‥‥。著者の書き方もサルと人間を差別しない。どちらも愚かで欲深く、争ったり愛し合ったりして老いて死ぬ。
    バブーンたちのグループ内の地位とストレス、そしてストレスが体調に与える影響を調べにケニアに来た著者は、バブーンたちの個性に魅力され、とんでもない人間達に翻弄される。時には命の危険にも晒される。
    ケニア、タンザニア、ウガンダ、スーダンと旅をし、植民地支配とその後の混乱が人々にどんな影響を与えたかも如実に分かってくる。
    普通なら白人がボラれるところを機転をきかせて逆に巻き上げるシーン、吹き矢でのバブーンたちとの攻防、生まれて初めて地図を見て理解した時のマサイの老人の様子、バブーンが著者の手柄を横取りするシーンなどは笑える。
    アフリカにおけるインド人がナチスに迫害されたユダヤ人の立ち位置と極めて似ているなど、著者がユダヤ系なだけに説得力もある。
    ソマリ人の様子などは高野秀行の本でも読んでいるのでなんとなく想像できた。リアル北斗の拳だって言ってたもんね。
    ダイアン・フォッシーについて書かれた「セブン-イレブンの後ろの山」は、彼女の欠点も含め愛していたことが伝わる。

    著者は自分の子どもたちにバブーンにつけた名前をつけている。著者がバブーンを愛したことを疑う人はいないだろう。何度も出てくる「わたしのヒヒたち」。ラストのヨシュアとのシーンは美しく胸を打つ。

    表紙絵はマンドリルで、著者が研究したサバンナヒヒ(バブーン)とは違う。

  •  「大きくなったらマウンテンゴリラになる」と思っていた著者は、自身の科学的疑問がゴリラでは解き明かせないことを知り、サバンナに棲むヒヒという、これまで何の思い入れもなかった種を研究対象とすることになる。「すべての子どもが、大統領や野球選手、もしくはマウンテンゴリラになれるわけではない」。諦念をにじませながら東アフリカへ旅立った著者は、以後、20年以上にわたってヒヒの群れと暮らすことになる。
     昼の連続ドラマさながらに感情あふれるヒヒたちの行動の観察、米と豆とサバの缶詰だけのキャンプでの食生活、ゾウに家を食べられ、サイにペシャンコにされそうになりながらも続くアフリカでの日々に、著者は無償の愛をそそぎながら研究を進める。けれどもあるとき、ケニア政府の観光政策とそれに伴うトラブルのせいで、ヒヒと著者は致命的なダメージを負う。
     ヒヒたちの日常の時間、アフリカが変動していく歴史的な時間、そして青年から大人へと成長していく著者の個人的な時間。本書には、この3つの時間が撚り合いながら流れている。そのすべての当事者でありながら、どの時間からも距離を保ちながら進む著者の筆致が秀逸。

  • マウンテンゴリラになりたかったけど、成長してヒヒの研究をすることになったアメリカ人研究者が、ケニアなど東アフリカですごした1970年代末からの20年を回想したエッセイ集。原題の「A Primate's Memoir」を「サルなりに思い出す事など」とする素晴らしい翻訳のセンスはお見事というほかありません。
    著者が従事していたのは、ひとつのヒヒの群れにずっと従ってその社会関係を観察しつつ、吹き矢で眠らせては血中のストレス要因を測定するという研究で、本書の3分の1くらいを占めるのが、このヒヒたちの交流関係。群れのメンバーにイスラエルの民の名をつけるという著者の悪趣味のおかげで、それぞれのメンバーの個性が手にとるように伝わってきます。性悪なネプカドネザルとか、気のいいベニヤミンとか。
    とりわけ興味深いのは「草食系男子」のイサクで、ふつうオスたちはなるべく有利に子孫を残せるようにトップをめざし、魅力的なメスをめぐって相争う。でもイサクは権力争いに興味がなく、ほかのオスが興味を示したメスからはさっさと身を引いて、そのかわり女ともだちと毛づくろいを楽しんで、いい父親としての人生を送っていたという。
    周囲のヒトたちに関する記述も、ヒヒに負けず劣らず面白い。著者と働いているうちにアートに目覚め、小屋をディナーにするためにやってくるゾウたちと飽くなき闘いを繰り広げるサムウェリーや、牛の血を主食とし、その牛が奪われれば槍をつかんで闘いに行くマサイの戦士たち。でももちろんアフリカは、歴史なき動物と人々の土地ではない。アフリカの政治状況が直接に言及されることはほとんどないが、ダイアン・フォッシーの足跡をたどる苦しく悲しいエッセイの中で、国際政治とアフリカ社会と動物たちの住まう自然とを切り離して考えがちなわたしたちの態度は、アリの牙のようなもので突き刺され、そして本書の最後で示される、あの愛おしいヒヒたちのあまりにも悲しい運命を見ることになる。
    抑制をきかせたユーモアと皮肉にいろどられたエッセイ。

  • 神経学者がアフリカで、テントを張りヒヒの群れを観察し、ヒヒの生理とストレスの関係を調べたときにに遭遇した出来事、思ったこと、感じた事、降りかかった事件をまとめた本。
     人類について、文化について、文明について、虚栄心について、研究する人生についていろいろ考えさせる本であるが、諧謔味にあふれ、ページをめくる手が止まらなかった。

     缶詰を知らない、マラリアの感染路を知らない、所有の概念が希薄な原住民と折り合いをつけ、ヒヒがみせる群れの中でのポジション争いを観察し、ヒヒの間の恋愛を観察している著者には今日も難題が降りかかる。金欠になり、パンクし、ヒッチハイクすれば実はこのまま殺されるではないかとおびえる事態になる。これらの事件にあうのは、ただひたすら研究の遂行上降りかかるので、悲劇と喜劇が同時に上演されるのであった。

  • ラスト、本当は著者も書くことが辛いんだろうなというくらいにササッと。映画になったら泣けるの間違いなし。本でも、笑いが止まらなかったりうるっときたりもどかしさにイライラしたり…著者の感情の波や感性の豊かさが伝播してくる。本業である研究は難しいに違いなくても、そう感じないくらいていねいでわかりやすい。それはひとえに、著者のヒヒへの愛と情熱なんだとわかり、よけいに切ない。

  • 子供のころに「大きくなったらマウンテンゴリラになる」とずっと思っていた著者が研究対象に選んだのはヒヒだった。社会環境や性格がストレスへ与える影響を明らかにするために,人間と同様に大規模で複雑な社会集団を作るヒヒを調べることにしたのだ。その研究生活の中で,著者は例えば「テストステロンと攻撃性の高さが社会的優位を決定する(236頁)」というような既存研究の結果を否定する発見をすることになる。

    著者は180本近くの学術論文を発表しているスタンフォード大学の神経科学者だ。そしてScienceに掲載された論文が3本もある(Sapolsky, 1996, 1997, 2005)。そんなすごい学者に書かれた本はさぞかしお堅い内容なのかと思いきや,本書はまったくそうではない。ヒヒとの生活やアフリカの国々への旅行記がとても軽妙なタッチで描き出されている。出てくるヒヒたちはみんな人間味たっぷりだ。そんな彼らの毎日について読み進めていくうちに,ヒヒも人間とそう変わらないのではないかという気持ちになってくる。

    著者は群れのヒヒたちにヘブライ語聖書の登場人物から採った名前を付けていた。ソロモンやルツやヨブといった具合だ。聖書になじみがあれば,名前に込められた思いが読み取れてまた違った面白さを楽しめるのかもしれない。しかし,そんなことが分からずとも本書はとにかく面白い。読んで笑える本をお探しのひとにぜひおススメしたい。ところで本書は23章からなるが原書は29章ある。本書を読んで割愛されている6つの章が気になったらぜひ原書を読んでみるのも良いだろう。

  • 著者は20年にわたり、アフリカのケニアでヒヒの研究を行なってきた。本書はそんな著者のアフリカでの体験を記したものだ。ヒヒに関する非常に興味深い観察結果だけでなく、著者がアフリカで体験したさまざまな出来事(主にトラブルww)などが満載でとても楽しめる一冊だ。詳しくは是非とも本書を手にとって読んでほしい。

  • サイエンス

  • ☆ストレスと疾病の関係をヒヒを対象に調査。ヒヒの行為を記録し、直後に麻酔を打ち、身体状態を記録した。
    ☆最後は、ウシの結核でヒヒ群は全滅となった。
    ☆心に残る本。

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