相互扶助の経済――無尽講・報徳の民衆思想史

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622078890

作品紹介・あらすじ

徳川時代、慢性的な飢饉のなかで民衆は、緊急時のための相互扶助の組織、「講」を発展させた。海保青陵、二宮尊徳をはじめ、優秀な商人指導者たちがいた。厳しい身分制度の下で、かれらは倫理意識が強く、経済活動にも誇りをもっていた。各地でさまざまな「講」が発展し、その名残は今も見られる―「相互銀行」「共済保険」。著者はその詳細をたんねんに掘り起こし、近代が率先して忘れ去った民衆の知恵を、驚きとともに発見する。

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著者プロフィール

1936年、ハワイ生まれ。ハーバード大学大学院でPh.D取得。シカゴ大学歴史学部教授を経て、シカゴ大学座名誉教授。
【主著】
Hara Kei in the Politics of Compromise, 1905-1915, (Harvard University Press, 1967); 佐藤誠三郎監修・安田志郎訳『原敬――政治技術の巨匠』(読売新聞社 1974)。
Visions of Virtue in Tokugawa Japan: the Kaitokudo Merchant Academy of Osaka, (University of Chicago Press, 1987); 子安宣邦訳『懐徳堂――18世紀日本の「徳」の諸相』(岩波書店 1992)、平野克弥他編訳『Doing思想史』(みすず書房 2008)。
Ordinary Economies in Japan: a Historical Perspective, 1750-1950, (University of California Press, 2009).

「2013年 『明治維新の遺産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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