カミュ『よそもの』きみの友だち (理想の教室)

  • みすず書房 (2006年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784622083214

感想・レビュー・書評

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  • みすず書房理想の教室シリーズ、地味だけどユニークなラインナップ。図書館のYAコーナーにそろえたい。
    異邦人を読む上でに別の視点を与えてくれる。オランとアルジェを肌で知っているので特別の思い入れがある。

  • とてもよかった。異邦人、シューシポスの神話、カリギュラなどを読んで感じていたことをかなり明瞭に言語化してくれている。文学を読むというのはこういうようなことなんだとわかる。もう少し若い頃に読みたかった。

  • 文学者翻訳家による「異邦人」解説書。中高生向け講義シリーズの一冊。著者による抜粋訳付き。薄く易しい語り口のわりに内容は充実。作品の構成や各シーンの小説技法やカミュの生い立ちや舞台のアルジェの背景など簡潔に書かれている。魅力的な作品を深く読む力になる本。ただし、元の謎に満ちたところが多く、著者はなんとか推察をしていてもどかしくあるが誠実な印象がある。参考文献が豊富。

  • 1/2
    カミュ『異邦人』の丁寧な解説。
    ムルソーは、その他者性を突き詰めたために私たちの友だちに。

  • 本文が全部載っているものだとおもって読んでいた。
    残念無念。本文を読んでからよむべきかなぁ、とぼんやり思った。
    わかりやすいが、ちょっとものたりない。

  • ここ最近、読みやすくて勉強になる作品論が多い「理想の教室」シリーズから、この本を選んでみました。特に古典作品をいきなり読むのはちょっと。。。と思っている人には好適な書物です。ちなみに私はこれをきっかけに カミュ『異邦人』を読むことになりました。主人公のどうしようもない振る舞いに振り落とされそうになった人はぜひ、著者の助けを借りるのはいかがでしょうか。

  • カミュ好きじゃないなと思ってたけど意外にいける口のような気がしてきました。もう一度ムルソーに会いに行きます。

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著者プロフィール

フランス文学者。東京大学文学部教授を経て、放送大学教養学部教授。東京大学名誉教授。専門はフランス文学研究・翻訳、映画論。主な著書に『異邦の香り—ネルヴァル『東方紀行』論』(講談社、読売文学賞受賞)、『フランス小説の扉』(白水社)、『夢の共有—文学と翻訳と映画のはざまで』(岩波書店)など。トゥーサン『浴室』(集英社)、ネルヴァル『火の娘たち』、サン=テグジュペリ『夜間飛行・人間の大地』(ともに岩波文庫)など翻訳書多数。

「2026年 『ネルヴァルの新生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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