- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622085867
作品紹介・あらすじ
民主主義の国アメリカで精神生活がどのように発達したかを明確に語っている精確な歴史的要約である
(ソウル・ベロー)
全米に電気ショックを与える書。この5年間に出た本で、これほど影響力のある本はないだろう
(ニューヨーク・タイムズ)
内容豊かで心を奪われる。この本の値打はすべての人を挑発するところにある。近年刊行されたどの本も、アラン・ブルームほどのに幅ひろく、しかも深い洞察力でアメリカ精神の大旅行を試みたものはない
(ワシントン・ポスト)
かつての自由と平等の理念は、なんでも認めてしまう相対主義に変わってしまった。アパシー(無感覚)が今のアメリカを覆いつくしている。自由の砦であった大学は、かつては社会から孤立することで、逆に社会に貢献してきた。だが今や、大学は社会の要求をそのまま受け入れている。専門化がすすみ、科学技術やアップ・トゥ・デイトな講座がふえる一方、哲学・文学・芸術などの一般教養科目は片隅に追いやられてしまった……
大学教育を中心に現代アメリカの“精神の空洞化”を根底から抉った問題の書。決定的なアメリカ論である本書は、今後の日本を暗示する。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
170121 中央図書館
アメリカの平均的学生は実学と名声に興味があっても教養には価値を感じようとしない。自由と平等というベーシックな教義さえあれば、あとは煩わしい制約や古人の愚痴おせっかいを煩わしいと感じる。そういう風潮をなげく教養主義おじさんのエッセイのように見える。
内容に深みはなさそうだが、共感することしきり。日本もあのころよりも一層アメリカナイズしているわけで、問題の根は同様。
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
アラン・ブルームの作品
アメリカン・マインドの終焉――文化と教育の危機 【新装版】を本棚に登録しているひと
-
- クミ
- 2021年1月19日に登録
-
- stamp
- 2020年11月16日に登録
-
- namadenwa
- 2020年9月24日に登録
-
- ラッコ
- 2020年6月30日に登録
-
- hiro.nd
- 2020年6月30日に登録
-
- 水楢くん
- 2020年6月4日に登録
-
- Mr.さかん
- 2020年5月30日に登録
-
- tam08
- 2020年5月17日に登録
-
- Eisuke Suzuki
- 2020年5月5日に登録
新しい本棚登録 9 人
新しい本棚登録 0 人
-
- chiro
- 2020年12月28日に登録
-
- 正木 伸城
- 2020年10月16日に登録
-
- volksdorfjp
- 2020年3月28日に登録
-
- そる
- 2017年8月4日に登録
-
- nobutaka41
- 2017年4月15日に登録
-
- nyankoteacher
- 2017年1月21日に登録
新しい本棚登録 6 人
新しい本棚登録 3 人