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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784622086840
作品紹介・あらすじ
廃炉の現場を捉えた唯一無二の記録写真集。2018年3月1日刊。
今も数千人が働く福島第一原子力発電所の廃炉作業を、2014年から撮影し続けている写真家・西澤丞。氏の写真には、巨大な原子炉の周囲で懸命に働く人々の姿や、今も残る津波の爪痕、真新しい設備群の内部、ガレキの積み重なる放射性廃棄物の保管庫など、福島第一のまさに現場の姿がとらえられています。
本書は、廃炉作業が現在も進行中であり、まだ始まったばかりであることを実感できる、唯一無二のフォトドキュメンタリーです。西澤氏の150点を超える写真に解説・図版を添え、すべての本文に英訳を併記していることが大きな特徴です。資料的価値の高い、読み応えたっぷりの記録写真集として刊行します。
「自分にできることは、何なのか。
――この撮影に関して、私は、何かしらの意見を伝えることを目的にしているのではない。ただ、現場に行くことができない人に対して判断材料を提供したいと考えている。原子力発電については、さまざまな考えがあるだろう。しかし、福島第一原子力発電所の廃炉作業については、どのような形になるにせよ解決しなければならず、今の現役世代だけでは完了できない課題であることも確かだ。そのため、できる限り多くの記録を残しておくことが大切だとも考えている。唯一、個人的に伝えたいことがあるとすれば、それは、現場には一生懸命に働いている人が大勢いるということ。それだけだ。 」
(序文より)
感想・レビュー・書評
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福島原発の廃炉作業の記録。
壊れた建物に囲いができ、一見すると進んでいるようにも見えてしまうが、物陰には手付かずの装置や場所が多く残る。
放射線を防御するための装備は必須であり、装備をつけることで撮影自体もままならない場所であると気づかされる。
汚染水や廃炉にともなう廃棄物の処理など、決まっていないことばかりで、廃炉は進んでいるどころか、スタート地点にさえいたっていないのが実情である。
その様子を捉えた著者の視点は楽観的である。
写真に写る空の色が『大丈夫、なんとかなる』と言っているようだ。 -
「撮影初日、ここでは、どんな写真も簡単には撮影てまきないのだと悟った」
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著者プロフィール
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