エコラリアス

制作 : 関口 涼子 
  • みすず書房
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本棚登録 : 50
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622087090

作品紹介・あらすじ

子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは創造の源でもある。
言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却が言語の本来もつ運動性であることが浮上する。
アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の核心であることを明かす、言語哲学の最重要書である。

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  • 『エコラリアス――言語の忘却について』
    原題:ECHOLALIAS: On the Forgetting of Language
    著者 Daniel Heller-Roazen (1974-)
    訳者 関口涼子(1970-)

    【版元】
    四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/336頁
    定価 4,968円(本体4,600円)
    ISBN 978-4-622-08709-0 C1010
    2018年6月8日発行

    子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは創造の源でもある。
    言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却が言語の本来もつ運動性であることが浮上する。
    アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の核心であることを明かす、言語哲学の最重要書である。
    https://www.msz.co.jp/book/detail/08709.html

    【目次】
    第一章 喃語の極み
    第二章 感嘆詞
    第三章 アレフ
    第四章 消滅危惧音素
    第五章 H & Co.
    第六章 流離の地で
    第七章 行き止まり
    第八章 閾
    第九章 地層
    第十章 地滑り
    第十一章 文献学の星
    第十二章 星はまた輝く
    第十三章 ニンフの蹄
    第十四章 劣った動物
    第十五章 アグロソストモグラフィー
    第十六章 Hudba
    第十七章 分裂音声学
    第十八章 アブー・ヌワースの試練
    第十九章 船長の教え
    第二十章 詩人の楽園
    第二十一章 バベルの塔

    解説 ダニエル・ヘラー=ローゼンとは何者か?
    訳者あとがき
    原註
    参考文献
    索引

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