反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー

制作 : 立木 勝 
  • みすず書房
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本棚登録 : 139
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622088653

作品紹介・あらすじ

豊かな採集生活を謳歌した「野蛮人」は、いかにして原始国家に隷属し家畜化されたのか。農業革命についての常識を覆し、新たな歴史観を提示する『Economist』誌ベスト歴史書。

感想・レビュー・書評

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  • 課税作物としての穀物の優位性に、収穫時期が決まってるってのが大きいのに膝ポン。いつでも収穫できる豆類とかに比べて、たしかに「脱税」もしにくいわな。
    初期国家というか文明の台頭期に焦点が当たってて、もちょっと現代寄りを期待してたので、残念。

    「ゾミア」から読んだほうが良かった…って問題でもなさそうだなあ。

  • ふむ

  • 人類文明の歴史をこういう角度から見通すとは、面白い。国家や文明に馴化、適応させられたのが現代人というのは正しい指摘かも。文明側から恣意的に「野蛮」に分類されてきた人々の多くが、実は文明側から自由になった人達だったりとか、刺激的で示唆的。

  • 採集生活から農業革命への、(「原始国家に隷属し家畜化された」とみる)新たな歴史観を提示。

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著者プロフィール

1936年生まれ。イェール大学政治学部・人類学部教授。全米芸術科学アカデミーのフェローであり、自宅で農業・養蜂も営む。東南アジアをフィールドに、地主や国家の権力に対する農民の日常的抵抗論を学問的に展開した。ウィリアムズ大学を卒業後、1967年にイエール大学より政治学の博士号を取得。ウィスコンシン大学マディソン校政治学部助教授を経て、1976年より現職。2010年には、第21回福岡アジア文化賞を受賞。著書 『反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー』(立木勝訳、みすず書房、2019)『実践 日々のアナキズム――世界に抗う土着の秩序の作り方』(清水展他訳、岩波書店、2017)『ゾミア――脱国家の世界史』(佐藤仁監訳、みすず書房、2013)ほか。

「2019年 『反穀物の人類史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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