美しい痕跡 手書きへの讃歌

  • みすず書房
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本棚登録 : 46
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622088820

作品紹介・あらすじ

イタリアを代表するカリグラファーが、今日、文字を手で書くことの醍醐味を綴る。書くことは考えること、筆跡は顔、商売道具etc.

感想・レビュー・書評

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  • 期待していた本でしたがその期待を超える本で原著を購入しました.再読した際に発見がありそうです. 引用が多いので著者が咀嚼した言葉で読みたかったという思いもあります.

    文字を手描きで美しく書くことはlogosへの配慮であり,プラトン的な意味での「善く生きる」ことになるのでは.cf. p.23

    「液晶画面では、画素数の高い低いが基となり知覚されるため、精神的、非肉体的、論理的なアプローチを助長する」。p.52

    私達が抽象度の高い世界に生きている理由の一つは「液晶画面」にあるかもしれません.

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著者プロフィール

1961-。ジェノヴァ生まれ。カリグラファー、イラストレーター。イタリアカリグラフィ協会会長。ファッション雑誌でイラストレーターとして活動を始めた後、イギリス、ベルギー、ドイツ、イタリアでカリグラフィを学ぶ。1997年からカリグラフィ協会(ACI)をはじめ、新芸術アカデミー(NABA)、ヨーロッパ・デザイン学院(IED)で講師を務める。主な作品に、ジュゼッペ・トルナトーレ監督『海の上のピアニスト』(1998)の題字、 2006年トリノ冬季オリンピックのテーマ文字など。また、作品の一部はベルリン芸術アカデミー(ベルリン・サムムルン・カリグラフィ)のコレクションとなっている。その他、小中学生用教材のイラストやカリグラフィも数多く手がけ、演劇「Abbecedario(ABCのこと)」(2001)ではアルファベットを書くライブ・パフォーマンスを行う。同名の絵本『Abbecedario』は、2003年にイタリア・アンデルセン賞、2004年にストレーガガット出版賞を受賞している。

「2020年 『美しい痕跡 手書きへの讃歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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