構造・安定性・ゆらぎ 【新装版】 その熱力学的理論

  • みすず書房 (2020年7月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784622089384

作品紹介・あらすじ

〈熱力学の方法を、平衡はもとより非線形性や不安定性をも含むあらゆる現象へ拡張できないであろうか? ……新しい「構造」は常に不安定性の結果として出現する。すなわちそれはゆらぎから生じるものである。ふつうはゆらぎが生じると、系をもとの乱れのない状態に戻そうとする動きが続いて起るが、新しい構造が形成される場合には、反対にゆらぎは増幅される。……安定性の理論を不可逆過程の熱力学に結びつけ、ゆらぎの巨視的理論を包含する一般化された熱力学を作り上げなくてはならない。〉

散逸構造の理論で、1977年、ノーベル化学賞を受賞したプリゴジンの、グランスドルフとの共著による初期の著作。開放系に現れる構造の問題を、非平衡熱力学の立場から、物理学、化学、生物学について、統一的な観点からの説明を試みる。

感想・レビュー・書評

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  • こんな古い本が本棚の前に出ていると思ったら、新装版が出てたんやなあ。学生時代にがんばって読んだけど、内容は全く覚えてないなあ。でもいまでも、なんかプリゴジンはかっこういいなあ。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。1964年東京大学理学部物理学科卒業。理学博士。元理化学研究所脳科学総合研究センターグループディレクター。2003年歿。

「2020年 『構造・安定性・ゆらぎ 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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