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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784622089841
作品紹介・あらすじ
「これまで読んだ最も重要な書だ」
ダニエル・カーネマン(プリンストン大学教授、『ファスト&スロー』)
「AIの真のパイオニアによる傑作…リスクを明らかにするだけでなく、具体的で有望な解決策を示している」
マックス・テグマーク(MIT教授、『LIFE3.0』)
「重要な警鐘を鳴らしている…AI研究における大きな前進だ」
『ネイチャー』誌
「AI開発者とAI利用者、つまり私たち全員にとって、わかりやすく魅力的な必読書だ」
ジェームズ・マニーイカ(マッキンゼー・グローバル・インスティテュート・ディレクター)
「問題はずばりAIの基本定義にある。機械はその行動がその目的を達成すると見込める限りにおいて知能を備えている、と私たちは言うが、その目的が私たちの目的と同じだと確かめるための信頼に足る方法がない…ならば、こんな定義はどうか。《機械は、その行動が私たちの目的を達成すると見込める限りにおいて、有益である》…こうした機械にとって、私たちの目的が不確実になることは避けられない…目的に不確実性があると、機械は意思決定を人間に委ねざるをえなくなる。修正を受け入れ、スイッチを切られることを厭わなくなる。
機械は決まった目的をもつべきという前提を取り払うなら、私たちが試みている基本定義を、すなわち人工知能の土台を、一部取り払って置き換えなければならない。ということは、AIを実現するためのアイデアや方式の蓄積という母屋の大半をつくりなおすことにもなる。すると人類と機械とのあいだに新たな関係が生まれるだろう。私はこの新たな関係が、これから数十年の人類を成功へ導いてくれると願っている」(本文より)
全世界で使われるAIの標準的教科書の著者が、安易な脅威論を超え、ヒトとAIの新たな関係を提案する。
感想・レビュー・書評
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AIが人を凌ぐのは間近だ。というSF的な書籍もベストセラーに入る中、特定の領域にとらわれず、バランスが取れていて平易に書かれた良い本だと思います。
1980年代からコンピューターに関わってきた者として、ゲーム理論、ファジー、エキスパートシステムなど過去からのAI(人工知能的に見える事柄)に関わる全般を、歴史的背景を含め、時折哲学的な面も交えて書かれていて、AIはどうあるべきか考えさせられる良書です。
米軍ではドローンのパイロットがCuntomerの指示で殺害をすることもあり、人間であるパイロットは精神疾病を患ったり役務を辞退するなど報道されています。
汎用ではなく特定の目的を設定すれば、AIは最適な手段で呵責なく実行することができるCPUパワーを得た現在。この本は今後どうあるべきか考えるのに良いと思います。 -
難しい。画像生成の話も少し載っている。
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自律型兵器が映画「ターミネーター」に描かれているような形でのこの世の終わりではない。自動運転車はおそらくもう少し賢くなる必要があるものの、自律型兵器は取り立てて知的である必要がなく、与えられる任務は「世界を乗っ取る」の類ではない。知能の低い殺人ロボットはAIの存在リスクの主要因ではないのだ。だが、人間と争う超知能機械が、わりと低能な殺人ロボットを世界規模の管理システムの物理的延長にするというまさにあの形で自らを武装できることは間違いない。P115
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幸福の定義が上位1%に入ることだとしたら99%は不幸になる。とか、割引率によるAIの価値の推定とか、とてもキレ味のある論評。バークレーっぽい感じもあって、トランスセンデンスも引用されている。結局AIへの不安というよりは、一神教の人たちのロジックドリブンで行った究極への不安ってことの方が大きいねえ。というふうに読みました。ロジックドリブンの場合には、境界条件の設定がすごく重要な意味を持つんだけれど、ロジックが完全性を持つ時には境界条件がなくなって自己言及を起こすようなところにまでいく。当然全てがmake senseするということは無くなるんだけど。最後の方は人間の幸せの計量方法みたいな方向に行くのですが、全くかけらもピンときませんでした。
人間が意思を持って、目的のために生きているというところを疑えないみたい。
その点、小さい頃から一切空とか言ってる文化圏にいるから、なぜイーロンマスクとかが大騒ぎしてたのか全然わからなかったけど、なんとなく今はわかる気がする。
この本読むと、やっぱ西田さんとか福本さんとか三宅さんの方向で行きたいです。 -
キング・マイダスの問題 標準モデル 目標達成の歪み スパムメール削減の逆説 インターネットのシャットダウン 報酬関数の誤指定 経済的圧力 自動運転車の倫理 医療診断システムの判断 個人アシスタントの支配 金融取引システムの暴走 致死的自律型兵器 顔認識による監視 SNSアルゴリズムの偽情報拡散 エンゲージメント最大化の落とし穴 ロボット工学による失業 自動化による経済的支配 蓮を食べる人々の種族 ディストピアの喪失 人間の完全依存 主体性の消失 オフスイッチゲーム 自己保存の道具的目標 ロボットの不確実性 情報としてのスイッチ押下 人間の価値観の複雑性 文化的差異 暗黙的な価値観の困難さ 尊重の曖昧性 価値観の時間的進化 環境保全の主流化 人間の非合理性 表面的行動と真の意図のギャップ メール確認への誘惑 完全な価値観一致の不在 援助ゲーム 協調的逆強化学習 情報の非対称性 人間の報酬関数の不知 ペーパークリップゲーム
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・道徳理論に確率を持ち込むことが理にかなっているのかがはっきりしない。
・ベイズの確率 -
請求記号 007.1/R 89
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