もう一つの衣服、ホームウエア――家で着るアパレル史

著者 :
  • みすず書房
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622089971

作品紹介・あらすじ

今、家で過ごす時間の服への意識が高まっている。見えない衣服「ホームウエア」をテーマにアパレル史をひもとく初のホームウエア小史。

感想・レビュー・書評

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    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/544557

  • このところラジオ業界の歴史、サラ金の歴史、外食産業の歴史…と産業史を立て続けに読んで、立て続けに目鱗体験を続けています。今度は寝間着(本書ではそんな言い方していません!)産業だ、とばかりに「もう一つの衣服、ホームウェア 家で着るアパレル史」を開きました。この歴史も予想外に面白かったです。去年のコロナ禍で急浮上したキーワードが「おうち時間」。今年はもはやあまり見かけない、ということは、家で過ごすことがニューノーマルとして、当たり前の世界になっているということ?その時、服は?というまったく気づかなかった変曲点を指摘されたような気分になりました。そしてそこに至るには長い衣料産業の歴史もあったのです。ナイトウェア、スリープウェア、ルームウェア、ラウンジウェア、ワンマイルウェア、ホームウェア…そして著者は言います、「ホームウェアの歴史とは、女性の社会進出の歴史でもあるのだ。」と。長年、インナーウェア業界専門誌の記者をしてきた著者の「私」という縦糸も本書の大切な要素かも。まったく意識していなかった領域からの学びに、少なくても、いいパジャマを買ってみようと思わせられました。リカバリーウェアがいいか、オーガニックコットンがいいか、悩んでみよう、っと。

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著者プロフィール

1957年神奈川県川崎市生まれ。自由学園卒業。ボディファッション(インナーウエア)業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。ファッション・ライフスタイルのトータルな視点から、内側の衣服の国内外の動向を見続けている。著書に、『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社、1997年初版、2011年新装版)、『フランス12ヵ月の贈り物』(水声社、2001年)、『もう一つの衣服、ホームウエア』(みすず書房、2021年)など。

「2021年 『もう一つの衣服、ホームウエア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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