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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784622096955
作品紹介・あらすじ
宗教戦争の動乱のただなかにあった16世紀フランスに生き、ギリシア・ローマの思想家の著作を繙きつつ、時代に向き合い、〈わたし〉という人間の自画像を描いたミシェル・ド・モンテーニュ。
そのモンテーニュの『エセー』を枕頭の書としてきた著者は、この文人を「愛すべき人物」と呼ぶ。モンテーニュの言葉を読む愉しさに浸り、『エセー』の言葉を検討し、自分の考えと突き合わせる。人生を振り返りながら、モンテーニュの言葉に立ちもどり、考え直す。
〈生きるということ〉への問いかけの前に立ち、頭の中を去来する日々の泡のような思いをすくい取りながら綴る、随筆/随想(エセー)。
感想・レビュー・書評
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烏兎の庭 第七部 3.9.25
https://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto07/diary/d2503.html#0309
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東2法経図・6F開架:954.5A/E15i//K
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モンテーニュ『エセー』をこれほど楽しんで読んでいるなんて!
対話しながら読むって読書の醍醐味
「過去なんてどうでもいい。大事なのは現在と未来よ」「恐るべきは死ぬことではなく、生きること」マレーネ・ディートリッヒ
今を生きるより他ない でこれまで生きてきて、未来は明日って感じがしないでもない。
「忘却の水を飲み、すべてを忘れて、ふたたび旅行をやり直したい。残りの生涯をそのようにして過ごしたい」スタンダール
そうできたらいいなあ
生きている 時間が与えられているってこと
そのときその場でどうするか判断し、自分にできること、したいことをする
所詮塵埃のこの身、大したことはできない
時間を大切に過ごしたい
他者との対話、自分との対話、書物との対話
対話の中から思わぬものが出てくるかもしれない
著者プロフィール
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