1944年京都市生まれ。京都大学文学部卒業。ミュンヘン大学哲学部博士号学位取得。ヴュルツブルク大学哲学教授資格取得。滋賀医科大学助教授、京都工芸繊維大学・大阪大学大学院・龍谷大学の教授を歴任。定年後、ケルン大学・ウイーン大学・ヒルデスハイム大学・テュービンゲン大学の客員教授を歴任。2014年5月より日独文化研究所所長。著書に『ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ』(創文社、1983年)、『「切れ」の構造』(中央公論社、1986年)、『西田哲学の世界 あるいは哲学の転回』(筑摩書房、1995年)、『感性の精神現象学 ヘーゲルと悲の現象論』(創文社、2009年)『西田幾多郎 本当の日本はこれからと存じます』(ミネルヴァ書房、2013年)、『共生のパトス コンパシオーン(悲)の現象学』(こぶし書房、2018年)などがある。
「2021年 『〈芸道〉の生成 世阿弥と利休』 で使われていた紹介文から引用しています。」