よみがえる帝国:ドイツ史とポスト国民国家 (MINERVA西洋史ライブラリー 27)

制作 : 野田宣雄 
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623028597

作品紹介・あらすじ

現代のグローバル化の進展は、国民国家の枠組みを大いに揺るがしている。たとえば、エスニーの台頭という現象は国民国家の形成史の見直しを迫るものであり、またEUなど国民国家を超えた広域秩序への要求は、おのずから過去に実際に存在した帝国への関心を増大させずにはおかない。このことはドイツ史に関しても例外ではない。本書は、この世界的規模で起こっている歴史の転換を、「国民国家から帝国へ」という図式に概括し、ドイツ史の再解釈を試みようとするものである。問題提起に始まり、ドイツのネイション意識の形成、ヨーロッパ法史学、プロイセン問題、メディア史、極右政党といった多彩な視点から、この現代史に関する仮説に挑む、共同研究の成果。

著者プロフィール

1966年(昭和41年)、京都市に生まれる。京都大学法学部卒業。京都大学法学部助手などを経て、現在、京都産業大学法学部教授。専攻、日本政治思想史、比較ナショナリズム論。著書に『丸山眞男と平泉澄』(柏書房,2004年)、『「日本」への問いをめぐる闘争』(柏書房,2007年)、『昭和の思想』(講談社選書メチエ,2010年)、『日本のソフトパワー』(創元社,2012年)、『ナショナリズム入門』(講談社現代新書,2014年)などがある。

「2017年 『折口信夫 日本の保守主義者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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