関係発達論の展開 初期「子ども-養育者」関係の発達的変容

  • ミネルヴァ書房 (1999年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784623030910

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  • 『関係発達論の構築』(ミネルヴァ書房)の続編です。前著が理論編だったのに対して、本書はエピソード記述に基づく具体的な考察が展開されており、読みやすいと感じました。

    序章は、「家」制度が崩壊し核家族化と個人主義が進んでいく現状と、そのなかで子どもを育てることの難しさについての議論がなされています。個人的にはこうした状況論的な議論にはあまり関心を惹かれないのですが、著者の研究がアクチュアルな関心に裏打ちされているのを知ることができました。

    第2章以下では、著者の『原初的コミュニケーションの諸相』や『両義性の発達心理学』(ともにミネルヴァ書房)でもとりあげられた事例が豊富に参照されており、誕生から満1歳までの発達心理が細やかに考察されています。

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著者プロフィール

中京大学心理学部教授。京都大学博士(文学)。専門は発達心理学、発達臨床心理学。関係発達論の提唱者。
1943年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。島根大学教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、2007年より現職。
近著『〈育てられる者〉から〈育てる者〉へ』(NHKブックス、2002年)、『エピソード記述入門』(東京大学出版会、2005年)、『ひとがひとをわかるということ』(ミネルヴァ書房、2006年)『障害児保育』(ミネルヴァ書房、2009年)、『エピソード記述で保育を描く』(共著、ミネルヴァ書房、 2009年)、『保育・主体として育てる営み』(ミネルヴァ書房、2010年)など多数。

「2011年 『子どもは育てられて育つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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