子どもとキャリアどちらもほしい: 30代は二度こない (MINERVA WOMEN’S LIBRARY 7)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
2.43
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本棚登録 : 20
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623045051

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて手に取りました。
    他の方がおっしゃるように、共感できるところとそうでないところが半分ずつでしたので星3とします。
    五章と六章で素敵なフレーズが散りばめてあったのでメモをしました。
    子育てとキャリアの両立に関する情報はさほど書かれていません。
    2000年代に書かれ作者の子育て時代の話なので、2020年の子育てには合わない記載も多くありましたが、割り切って読みました。
    子育て中の方は、こういうケースもあるのかと自身の子育てと比較せずに、客観的に読むことをお勧めします。 

  • タイトルに惹かれて借りた本。

    いつの間にかキャリア志向でなくなったBOAYAですが、ワーキングマザーを目指すものとしては、読んでみてもよいかな、とおもい。

    心に残ったフレーズいくつかあった。

    *「習い事をさせることに必死になるよりも、子供に夜更かしをさせないで早寝早起き健康的な基礎力を身につけさせることのほうがよっぽど大事」

    →なるほど。「お金をかけずに手間暇かけて子供力を身につけさせる」ってあったけど、そういうことか。


    *「母以外の手がかかっていない子供は、母と同じ信頼を母以外の人にも求めてしまい、その結果、母と同じように守ってくれないことに絶望し人を信用しなくなりさらに母への依存が強くなる」

    →身近に母以外の人が触ると泣いてしまう2歳児がいるので、これはとてもよくわかる。うちの子はいろんなひとに抱っこしてもらおう!

    *「高層マンションに住むと、家からでるのが面倒で家の中で完結させてしまう傾向にあり、となりや下の階などご近所さんの声も聞こえにくく、1階で遊ぶわが子の姿がすぐに観れない。できるだけ地べたにちかいマンション階数にすもう」

    →なるほど。高層より低層の2・3階のほうが価格も安いしね。今後の家選びの参考にもしよう。

    *「胎児は母親の気持ちを理解している」

    →ちょうど逆子が治ってほしいとつよく念じていろんなことをしながらこの本を読んでいた。翌日の検診でなんと1ヶ月逆子だったのに治ったよ!!
    娘と初めて会話ができた気がした瞬間。

  • なるほどなるほど、と思える部分と、どうしても共感できない部分と両方ありました。こんなふうな人もいるんだな、というかんじで読み終えました。

  • 当初思っていたよりも内容が重いかなと感じたが、読んでいるうちに本の中に入っていけた。
    こういった類の本は今まであんまり読んだことがなかったし、たとえば育児書にしても賛否両論で、本当に書いている人によって本によって、全然内容が正反対だったりする。それぞれが経験したことや相談を受けた中などで、自分が信じている方法を読者に伝えてくれているのだろうと思うが、どこまで参考にしたらいいのかなかなか難しいところがある。でも、何も知らないよりはできるだけたくさんの人の本を読んで、自分が共感できるところや納得できるところを取り入れていくのがいいのかなと思う。何も知らないことも怖いし、少し読んで鵜呑みにして知ったつもりになるのも怖い。何事においても視野を広く持つことが大事かと思う。この本は、そういう意味では一つの意見として、実際に子育てをされた女性がその視点から書いているので、参考にできるところもあるのではないかと思う。

  • 26/100

著者プロフィール

津田塾大学英文科卒業後、ジャパンタイムズや講談社で働く。北欧の取材をきっかけに、1979年ニコニコ離婚講座を主宰。3万人以上の女性たちの相談を受ける。
月刊誌週刊誌の執筆、テレビ出演多数。単行本は「主婦症候群」「妻たちの静かな反乱」「夫、あぶない」「ママの離婚」(いずれも、ちくま文庫)、「ターニング・ポイント」新潮社、「一人でも変えられる」日本評論社など40冊以上。
1992年、細川護煕さん(後に総理)が結党した日本新党に参加。93年から2010年まで参議院議員。その間、女性初の財政金融委員長、予算委員会筆頭理事や民主党副代表、東京都連会長などを務める。1993年女性のための政治スクールを開校し、現在、校長。ひとり親家庭の母の就労支援NPO顧問。国民民主党衆院東京17区総支部長。

「2023年 『女は「おかしい!」を我慢できない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

円より子の作品

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