若者が働くとき 「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず

  • ミネルヴァ書房 (2006年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784623045938

感想・レビュー・書評

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  • データが豊富で若者が働けない、働きがいを持てない理由を明確にしています。

    一方で、若者が労働組合などを知らず、団結して労働者の権利を主張しよう!という様な論調は的外れかな。

    今の若者は、それが草食系と言われる所以かも知れませんが、戦う、争うというキーワードに反応します。今の日本では死ぬことはありません。ですから、戦うくらいなら、自分がちょっと不幸になるようであっても戦わないという選択肢を選ぶのです。

    ただ、若者が「使い捨てられ」ず「燃え尽きる」なという、著者の愛あるメッセージは多分に受け取れます。

  • 深刻な問題です。

  • 分類=若者。06年2月。

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著者プロフィール

1938年三重県四日市市生まれ。1961年京都大学経済学部卒業(1969年経済学博士)。1996年社会政策学会学術賞受賞。甲南大学名誉教授。著書に、『国家のなかの国家──労働党政権下の労働組合・1964-70』(日本評論社、1976年)、『新編 日本の労働者像』(ちくま学芸文庫、1993年)、『能力主義と企業社会』(岩波新書、1997年)、『女性労働と企業社会』(岩波新書、2000年)、『リストラとワークシェアリング』(岩波新書、2003年)、『格差社会ニッポンで働くということ』(岩波書店、2007年)、『労働組合運動とはなにか──絆のある働き方をもとめて』(岩波書店、2013年)、『私の労働研究』(堀之内出版、2015年)、『過労死・過労自殺の現代史──働きすぎに斃れる人たち』(岩波現代文庫、2018年)など多数。長年の映画ファンとして、その分野のエッセイストとしても知られる。

「2022年 『スクリーンに息づく愛しき人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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