視線は人を殺すか: 小説論11講 (MINERVA歴史・文化ライブラリー 11)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 86
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623050710

作品紹介・あらすじ

点と点を結ぶ直線としての「視線」は、目には見えず、粒子に分解できるような物質性を持たない。しかし視線は、決して実体のない泡沫ではない。それは、人の心の秘密を暴き、人をある行動へと誘い、人と人とを結びつけたり引き離したりし、人を脅かし、錯誤に陥らせ、果てはその命までも奪う。視線とは、人間相互の関係に絶大な力を及ぼす非言語的媒体と言えよう。本書は、東西の近現代小説二六編を、さまざまな「視線」に焦点を合わせて読み解く「視線」小説論11講。

感想・レビュー・書評

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  • 廣野 由美子 | 京都大学 大学院人間・環境学研究科 総合人間学部
    https://www.h.kyoto-u.ac.jp/academic_f/faculty_f/123_hirono_y_0/

    視線は人を殺すか - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b49530.html

  • 小説における視線について。
    たかが視線、されど視線。
    視線とはなんと面白く、またなんと恐ろしいのか。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 大昔に読んで、ずっと印象に残って消えない、石沢英太郎「視線」が取り上げられていて、ちょと驚き。

  • タイトルにつられて読んだー笑
    >あへ、かったん、おぎゃあ、えりかさん

    イギリス小説を中心に、
    小説の中で「視線」というものがどのように描かれているか
    「視線」がどのような意味を持っているのか
    ということを分析した本。
    うーん・・・分析の仕方が少し無理やりというか
    なんとなく論理の展開の仕方に苦しさを感じるというか
    そんな感じ。
    「ここの部分がおかしい」と
    きちんと指摘することはできないんだけど・・・
    漠然とそんな印象を受けるかな。
    でも、この本の中でいろんな小説に触れることができて
    結構楽しんで読めた。
    これをきっかけに海外小説ももうちょっと読んでみるかなー。

  • 文学作品の作中における「視点」がいかなる働きを見せるかを
    論じた一冊。
    専門用語は分からないけれど、文学作品をこういう「視点」で
    見るというのもありだなぁと開眼させてくれました。

  • 表紙に惚れた。マジで。視線を奪われた。かっこよすぎ。中味なんてどうでもいい。っていうか中身も楽しそうだけどね。

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著者プロフィール

廣野 由美子 (ひろの・ゆみこ):一九五八年生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学文学部(独文学専攻)卒業。神戸大学大学院文化学研究科博士課程(英文学専攻)単位取得退学。学術博士。専門はイギリス小説。著書に、『批評理論入門』(中公新書)、『小説読解入門』(中公新書)、『深読みジェイン・オースティン』(NHKブックス)、『謎解き「嵐が丘」』(松籟社)、『ミステリーの人間学』(岩波新書)など。

「2023年 『変容するシェイクスピア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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